「受験勉強が死ぬほどつらい」
「精神的についていけない」
受験勉強を続けていると、そんな風に感じることがありますよね。
あなたが今頑張ってる事に意味が無いような気持ちになり、肉体的にも精神的にすり減っていく。
周りのみんながとても頑張っている様に見えて、「自分には才能が無い」「続けられない自分が情けない」と思って心が折れそうになってしまう。
けれど、そんなに自分を追い詰める必要はありません。
今のあなたには、自分で感じるより遥かに大きな可能性が残されています。
今は少し、視野が狭くなってしまっているだけ。
このまま心を壊してしまうのはとてももったいないです。
一緒に今の状況について、少しだけ客観的に見ていきましょう。
目標に近づけている実感が無いのは辛い
すぐに成果が出ることは少なく、パワーアップしている実感がわきにくいのが勉強ですよね。
今どんなに一生懸命勉強していても、その場でレベルアップしていく感覚はなかなか持てない。
時間を書ければ徐々に力がついていくことが頭では分かっていても、目に見える成果が無いと不安は大きくなる一方です。
そもそも、受験勉強を頑張ることが自分にとって本当に意味があるのかどうかも、正直分からない。
先生や親は「将来のために」と言ってきます。
けれど「将来」なんて正直、今の自分とは直接関係の無い遠い未来の話に聞こえる。
そんなぼんやりとした未来のために今必死に頑張るなんて、結構難しいですよね。
今やっている努力が良い結果につながる。
そういう確証が持てない以上、「やらなきゃ、、やらなきゃ、、、」という思いばかりで頑張っていても、気持ちが切れてしまうのは自然な事なんです。
勉強を休んでも、更に悪循環に…
そして精神的に疲れて勉強から離れてみても、心は少しも休まらない。
焦りや不安は余計大きくなる一方で、嫌な気持ちはドンドン大きく育っていってしまいます。
「たまには気分転換を」
「休むことも時には大切」
なんて言われて実際にぼんやりと休んでみても、事態がプラスの方向に進んでいく感覚はちっとも持てないんですよね。
勉強がつらいと感じた時は、ただ休むだけではなくてもう少し具体的に対処していく必要があると思います。
勉強が辛くて仕方ない時の対処法
もう少し肩の力を抜いた勉強をしてみる
受験勉強を頑張っていると、どうしても真面目になりすぎてしまう傾向があります。
「100%頑張るか、100%休むか」
そんな風にメリハリをつけられれば一番良いのかもしれませんが、人間、そんなに強くはできていません。
休んで勉強から目をそらしても良いことないケースが多いのですから、少し肩の力を抜いて勉強するスタンスも身につけた方が良いんです。
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「勉強をやめた場合」について考えてみる
落ち込んでいる時に更に追い討ちをかける様で恐縮ですが、「もしこのまま勉強をやめた場合はどうなるか」を考えてみるのも大切なことです。
自分にこれから取れる選択肢を考える。
そのうえで勉強することがやっぱりベストだと思えれば、そのうえで辛くても頑張れるようになったりします。
特に浪人生で勉強が辛いと感じている人は、もう少し自分の今とこれからについて考える時間を持っても良いんじゃないかと思います。
浪人生にとっては、受験をしないという選択肢だって現実問題ありえます。
少し厳しい様ですが、浪人して勉強することに自分が納得できてないのであれば、すっぱりと受験はやめて次のことを考えるのも一つです。
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学歴の持つ意味がどんどん変わっていっている現代だからこそ、もう少し視野を広げるのも良いのではないかと思います。
外の空気を吸うのには本当に効果がある
最後に少しトーンは変わりますが、悩んだり思い詰めたりしている時にはずっと部屋の中にいるのはやめましょう。
物理的に視界が狭くなると精神的にも視野が狭まり、ドンドン良くない方向へ考えが進んでいってしまいます。
それは学生も大人も、みんなそう。
頭の中がぐしゃぐしゃになった時は外に出て、空をや遠くの景色を見ながら深呼吸をしてみる。
そしてもう一度、考え直してみる。
それだけで、結構違った考えが浮かぶこともあるものです。
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本日お話しした、受験勉強が辛い時の対処法は、簡単にまとめると次の通りです。
・少しだけ肩の力を抜く
・客観的に考えてみる
・視野を広げるよう努める
辛い時にそのまま同じように悩んでいても、事態は好転しません。
色んな工夫で自分のモチベーションのコントロール方法を身につけられたら、単なる受験テックニック以上の成長が期待できます。
辛いのは真剣に物事と向き合っている証拠。
この辛い経験をバネに、大きく飛躍出来たら良いですよね。