浪人先生とちょっと一息

現役時代全落ち→一年間の宅浪→早稲田政経→金融機関に就職の会社員が、受験やその他について書いています。ちょっと一息ついて行きましょう。

【赤本はいつから使う?何年分やる?】過去問の使い方を研究しよう【効果の低い取り組み方も】

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こんにちは、こんばんは。

 

過去問、きちんと活用できていますでしようか?

 

正しく使えば最も効果的な問題集になるのですが、初心者ほど有効活用できている人が少ない印象です。

 

まず結論から共有させていただきますが、過去問を研究する際に確認し考えるべきなのは以下のポイントです。 

 

・出題形式の傾向と時間配分を把握する

・自分が「どこで」「どれだけ」得点すべきかを分析し、今後の勉強計画のウエイトを決める

 

この二点をしっかりと行えれば、最低限の過去問活用はできていると言えます。

 

 

過去問研究における勘違い

大切なポイントについて説明をする前に、気を付けておきたいポイントについて共有しておきたいと思います。

 

それは、「試験直前期に完全な腕試しで解いている時を除いて、過去問の正解不正解は大した問題では無い」という事です。

 

「過去問を解くぞ!」という大抵の人が一番気にしてしまうのが、「自分がどれくらい正解できるか」という点。

 

確かに沢山解けていた方が良いに決まってるんですが、過去問研究としてはほとんど意味が無い事なんです。

 

本番じゃない、もうすでに終わってしまった試験問題で高得点を取っても仕方ありません。

それよりも、実際に本番に活かせる事を一つでも多く見つけ出す。

 

それが過去問研究の目的なんです。

 

また、「間違えたところを完ぺきに覚える」行為も、あまり効果が高いとは言えないと思います。

 

よっぽど出題傾向にクセがあり、毎年のように似たような問題が出るのであれば絶大な効果を発揮すると思いますが、そんな学校・学部はめったにありませんよね。

 

むしろ、出題される問題は毎年毎年違っているのが普通。

 

だから過去に出題された個別の問題を覚えていったところで大きな効果は得られないと考えた方が自然なんです。

 

もちろん同じ問題を二度と間違えないようにするのはとても大切ですが、それは過去問に限りません。

普段から当たり前の様に持っておくべきスタンスです。

 

せっかくの過去問ですから、他の問題集よりもっと有効活用すべきですよね。

 

 

それでは改めて、過去問研究の際の二つのポイントについて共有したいと思います。

 

過去問研究のポイント

問題傾向と時間配分

まず気にすべきなのは、出題傾向と時間配分です。

以下に記していきます。

 

大問の数とそれぞれの内容

大問がいくつあり、それぞれどんな問題なのか。

 

例えば英語であれば、文法問題だけの大問があるのか、長文読解は何問出されてそれぞれの長さや難しさはどのくらいか等。

 

 後にお話しする時間配分にも密接にかかわってくる所ですので、しっかりと確認しておきましょう。

選択形式か記述形式か

選択問題中心なのか、記述問題中心なのか。

 

記述問題が出るのであれば、どれくらいのレベルまでが要求されるのか。

例えば現代文であれば本文中の表現の切り貼りで良いのか、ある程度自分で言葉を考える必要があるのか。

それによって対策は全く変わってきます。

切り貼りだけで済むのであればあまり特別な対策は不要ですが、そうじゃないのであれば誰かに添削をしてもらう必要が出てくる。

 

選択問題の選択肢は大体いくつか。

選択肢の作られ方にクセや傾向は無いか。

 

こういう細かい事だって、沢山の過去問に触れていれば分かってくることがあります。

もし傾向として読み取れるのであれば、しっかりと認識しておきましょう。

 

時間配分

それぞれの大問にかけられるおおよその時間は何分ずつか。

 

どの順番で解き進めるのが時間効率が良く、一番点数が安定するか。

(大抵は、簡単な問題を先に短時間で解いてしまい、残った時間で難しい問題に落ち着いて挑戦する方が安定します。)

 

時間配分は非常に重要な要素の一つであり、きちんと計画を立てているかどうかで点数の安定感がまるで違ってきます。

 

大げさでなく、時間配分には10点、20点分くらいの効果があると考えています。

 

「時間配分を決めていない人は点数が安定しない」

それくらいに思ってください。

 

だから馬鹿にせず必ずやりこんで、時間配分を決めておいてほしいです。

 

試験での得点計画と今後の勉強計画作り

上記の様に過去問を研究したうえで、自分がどの科目のどの問題でどれくらい得点していくべきなのかを考えていきましょう。

 

それぞれの科目で必要点数の目安を作っておき、それぞれの科目でその点数を取るためには今後どこを集中的に勉強していくべきかを分析する。

 

こうして考え出した勉強計画は、確実に質の高いものになります。

本番のレベルと内容を体験した後で現実的に考えているため、より具体性が高くなるからなんです。

 

なるべく多年数分の過去問を手に入れよう

過去問を研究して勉強計画を立て、明確な戦略に則って勉強を続ける。

 

そうすることで力をつけたら、直前期には腕試しをしたくなってくると思います。

その為に、過去問の直近数年分は解かずにとっておくのも良いと思います。

 

自分の研究や勉強がどれだけ通用するのか確認するには、実際の問題を解くのが一番です。

 

その為にも、志望校の過去問はできる限り多くの年数分を手に入れておきましょう。

 

有名大学であれば、25年分がひとまとまりになったものも売られています。

そういったものが無かったとしても、インターネットや古本屋などをフル活用してなるべく多くの年数の過去問を手に入れる様にしましょう。

 

ここは労力とお金を惜しまないでください。

 

多くの過去問を手に入れればそれだけデータも多くなり、より詳細な研究にもつながります。

 

 

必ずゴールを意識した努力を

勉強に限った事ではなく、何かをやる時に大切なのは、最終的な目的を明確にすること。

 

そしてそれを考えることで、「自分はどこに向かっているのか」「なぜ勉強しなくてはいけないのか」を明確にし、無駄な努力を最小限にするべきなんです。

 

交通手段に例えて考えると分かりやすいと思います。

 

近所を移動するんであれば、自転車が便利ですよね。

場合によっては、自動車よりも自転車の方が小回りが利いて便利な時があります。

 

けれど東京から名古屋まで行こうと思ったら、普通の人は自転車ではなく自動車を利用しようとするでしょう。

 

新幹線を利用する人もきっと出てきますよね。

東京ー名古屋間なら、新幹線はホントに速くて快適です。

 

自転車で同じ距離を行こうと思ったら、時間も体力も相当消費することを覚悟しなくてはいけません。

というか、普通の人には無理。

よほどの自転車好きでなければ、とても無駄な行為に思えるはずです。

 

自転車にも自動車にも新幹線にも、それぞれにそれぞれの長所がある。

 

目的地と自分との距離によって、有効な手段は変わってくるんです。

当たり前に思えるこの事実は、他の色んな分野に当てはまります。

 

勉強だって目的ありきで進めるべきですし、「とにかく勉強しよう」では必ずどこかで行きづまってしまいます。

 

そのため、志望校は早い段階で決めてしまった方が絶対に良いと私は考えます。

詳細は下記の記事↓もご覧ください。

 

www.roninsensei.com

 

最終的にたどり着きたいレベルをなるべく早い段階で明確にし、そこから逆算して毎日の勉強計画を決めていく。

 

その為の手段として、過去問は最高の教材。

 

なるべく早い段階で、過去問研究は始めてほしいです。

遅くとも夏や秋くらいまでに一通りの勉強を進め、過去問の確認に入ってほしいなと思います。

 

せっかく手に入れるのであれば、普通の参考書や問題集ではできない様な有効活用をしてもらえたら嬉しいです。

 

 やってやりましょう。