浪人先生とちょっと一息

現役時代全落ち→一年間の宅浪→早稲田政経→金融機関に就職の会社員が、受験やその他について書いています。ちょっと一息ついて行きましょう。

「勉強が苦手」でもすぐに成績を上げるための計画作りのコツ【「効率」ではなく「選択と集中」】

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こんにちは、こんばんは。

 

「勉強なんて基本苦手だ…」

 

と感じている人は多くいると思います。

 

苦手な事を進んでやる人なんていませんから、なかなか勉強が得意にはなれない。

 

何かきっかけがあって、

 

「よし、〇〇に勝とう!」

「次のテストで成績上位を狙おう!」

 

と思って頑張ってみても、いつもなかなか上手くいかない。

 

そんな時にはどうすれば良いのか。

今回は「弱者が強者に勝つ方法」を考えていきたいと思います。

 

「自分には才能が無いんだ…」

 

もしそんな風に思ってしまっていたら、是非とも読んでいただきたいなと思います。

 

 

弱者が強者に勝つには

勉強が苦手で成績があまり高くない人が、成績上位者に勝つ。

つまり「弱者が勝者が勝つ」には、一生懸命頑張るだけでは全然足りません。

 

もちろん頑張ることは大切な事です。

けれど頑張るのは自分だけではないという事を、忘れてはいけません。

 

成績が良い人は、大体が普段から努力しています。

それに、少ない勉強時間で良い点を取ってしまう要領の良い人も中にはいますよね。

 

そんな人たちと闘うのに「一生懸命頑張る」だけでは不十分。

 

自分が成長する内に、ライバルたちも自分と同じかそれ以上の成長をしています。

だから、ただ頑張るだけではいつまで経っても差は埋まらないんです。

 

また、効率を追い求めるだけでも勝てません。

効率良い勉強法を見つけて自分のものにするには、ある程度の経験が必要です。

勉強初心者にはとても難しいことなんです。

 

それでは一体どうすれば良いのか。

最も大切なのは戦略。

つまり、勉強計画をきちんと立てることが大切なんです。

 

「そんなことは当たり前じゃないか!」

 

と思ったあなた。

気を付けてください。

 

計画作りの時には、やる気ある多くの人がおちいってしまう落とし穴があるんです。

 

勉強計画のポイントなのは「捨てる勇気」

「よし、良い勉強計画を立てるぞ!」

 

と考えた時、

「全教科まんべんなくやって、その中でも苦手科目には時間を割いて…」

 

こう考えたりはしていませんでしょうか?

確かに上記は、スキの無い計画と言えると思います。

 

けれどこれは、あくまでも「中級者以上」向けのもの。

 

勉強が苦手な「初心者」には合わない方法なんです。

 

弱者が戦略を立てる上で意識すべきなのは、「何をやるか」ではなく「何をやらないか」を決めること。

多くの人がこれを意識せず、頑張りに見合った成果が得られずに勉強をあきらめてしまうんです。

 

覚えておきたい資源(リソース)の話

「資源」という言葉はご存知でしょうか。

社会の授業なんかで、ほとんどの人が耳にしたことがあると思います。

 

この資源という言葉、一般的には授業で使うよりもう少し広い意味で用いられます。

その場合は英語表現で「リソース」と呼ばれることが多いです。

 

どんな意味かというと、「何かを達成するために使える手段」くらいに思っておけば良いと思います。

 

例えば、「成績を上げるために使える資源」にはどんなものがあるでしょうか。

「お金」「労力」「時間」なんかが、学生に使える代表的な資源です。

もっと広く考えれば、「経験」や「能力」も資源と言えると思います。

 

一人が使える資源には限界があることを前提にしなくてはいけません。

 

どんなに頑張っても、費やせる時間やかけられる労力には限界がありますよね。

勉強に使えるお金なんて、多くの学生にはほとんどありません。

経験や能力だって、一人一人の限界がありますよね。

 

だからこそ、どこにどんな資源(リソース)を投入するかの判断が非常に大切になってくるんです。

 

やる気がある人は、大体が全部をやろうとします。

学校や塾では先生が沢山の勉強法を教えてくれますし、インターネットや参考書には沢山の魅力的な勉強法が書かれています。

やる気のある人ほど、その全部をやろうとしてしまうんです。

 

でもそれではダメです。

そのままでは、全然前に進めません。

 

弱者である初心者は特に投入できる資源が少ないもの。

それなのに全部をやろうとしても、多くの資源を持つ強者には絶対に勝てないんです。

 

「ここの部分は捨てる」

「ここは満点が取れなくても仕方ない」

 

それくらいの割り切りが、初心者の内には必要になってくるんです。

 

効率ではなく「選択と集中」

ここで、これまでの話をまとめたいと思います。

 

「人が使える資源には限界があるため、「何をやるか」ではなくて「何をやらないか」を意識するのが大切だ」

 

というのがここまでの話でした。

 

この考え方は、ビジネス分野では「選択と集中」と言われたりします。

 

自分が勝てると判断する部分を選択し、そこに資源を集中するということです。

 

このことを説明するのに、とても良い例が一つあります。

 

漢文を選択している人は、「孫子の兵法」を聞いたことがあるでしょうか。

 

(漢文の部分は飛ばし読みしても全然問題ないです)

 

知彼知己者、百戰不殆

「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」

 

「敵の事を知り自分の事を知れば、必ず勝つことが出来る」という、上記のような文言で有名だと思います。

 

そしてこの中には、こんな大切な部分があります。

 

我專爲一、敵分爲十、是以十攻其一也、則我衆而敵寡

「われは専(あつ)まりて一と爲(な)り、敵は分かれて十と爲(な)らば、これ十をもってその一を攻(せ)むるなり。すなわちわれは衆(おお)くして敵は寡(すく)なし。

 

前後にも大切な部分があるんですが、難しいことは飛ばして要旨だけお話しできたらと思います↓。

 

「相手の戦力が大きく、正面からぶつかっていっては勝てない様な時は、相手の戦力をまず分散させる。」

「そうして別れて小さくなった一つ一つの相手戦力を、自分の全戦力で個別に撃破していく。」

 

例えば相手の戦力が「100」で自分が「50」だった時、真正面からぶつかり合っていては勝ち目はありません。

自分の戦力は相手の半分ですから、圧倒的戦力差で跳ね返されてやられてしまいます。

 

そんな時には相手の戦力を分散させて考える。

 

相手の戦力を五つに分けてしまえば、一つ一つは「20」ずつです。

「50」しかない自分の戦力でも、一つずつなら楽々撃破できる訳です。

 

 

 

この考え方はあらゆる局面で応用できると思います。

 

実際に、ビジネスの分野では多くの経営者が「選択と集中」を基本中の基本として戦略を立てています。

 

結果が人を変える

全体で勝つことを考えるのではなく、まずは一つずつ潰していく。

勝てる分野を見つけて、そこに全精力を傾けて局地戦※を仕掛けるんです。

(※局地戦とは、限られた地域や場所・分野での戦いの事です。)

 

勉強で言えば、

「今回のテストは無理でも、次回は必ず高得点を取る」

「数学は無理でも英語ではライバルに勝つ」

「図形は苦手だけど、数列のテストでは上位を狙う」

「英語の期末テストは無理でも、毎週の単語テストでは満点を狙う」

 

こんな感じです。

 

「自分は勉強が苦手だ…」と思う人ほど、小さな局地戦から始めるようにしましょう。

 

「それじゃあ、成績が上がるのに時間がかかるなぁ」

 

と思ったかもしれませんが、そんなことはありません。

大切なのは、小さくてもまず結果を出すことだからです。

 

一度でも結果を出せば、人の頭の中は小さくても確実に変化していきます。

勉強に対する意識が変わってくるんです。

(詳細は下記の記事↓をご覧ください)

www.roninsensei.com

 

意識が変われば行動が変わります。

そうすれば次の戦いではより有利な戦い方を選択でき、戦力自体も大きくなっていきます。

 

効率を追い求めたり全部を頑張ろうとしすぎている内は決してできなかった「前進」が、着実にできる様になるんです。

 

これが勉強における成績アップへの最短ルートだと思います。

 

「小さな局地戦」であれば、割とすぐに始められます。

ダマされたと思って、まずはちょっとしたことから始めてみてもらえると嬉しいです。

 

 大丈夫。

 

やってやりましょう。