こんにちは、こんばんは。
「浪人なんかしている自分が嫌いで仕方ない」
「そんなことばかり考えて、全然勉強に集中できない」
そんな風に悩んでいる方も沢山いると思います。
それまで一緒だったハズの友達が成功して大学に入学していき、どんどん先に進んでいってしまう。
それなのに自分は同じところで何度も何度も、意味があるのかどうか分からない様な事をただ繰り返す毎日。
嫌になる気持ちや前に進めない焦りは、本当に痛いほど分かります。
そんな気持ちになった時に考えてほしいことを、この記事ではまとめてみたいと思います。
生きるのに器用・不器用はある
生きるのが器用な人って、身の回りにいませんか?
何をやらせても人並み以上にこなすし、一度に沢山のことも出来る。
部活で結果を出しながら、定期テストでも十分な成績を残す。
そして学校生活をきちんとこなしながら受験勉強も頑張り、第一志望校に現役で合格をしてみせる。
本当にうらやましいですよね。
効率良く努力して効果的な方法で結果を出す。
そんな人は、やっぱり人生のどの段階でもとても強いです。
「実力ではとても敵わないな」といつも思い知らされます。
不器用な人はどう生きるか
でも逆に、そんなに上手には生きられない不器用な人だっていますよね。
学校に行きながら受験勉強をする
部活をしながら受験勉強をする
器用に生きる人達にとっては難しくないこんな事も、上手にやれない人は沢山います。
それじゃあ不器用な人達は、器用な人たちにこれからも負け続けてしまうのか。
そんなことはありません。
一度立ち止まって、ジッと力を蓄える時間を作れば良いんです。
修業のように、自分を見つめて鍛えなおす期間。
不器用な人は、こういう時間を意識的に作るようにすれば良いんです。
浪人時代は修業だと思おう
浪人って、正にこの「修業期間」なんだと思います。
修業は、する必要が無いならしないに越したことはありません。
実力がきちんとある人は、恐れずどんどん前に進めば良い。
けれど「自分は実力不足なのかも…」と感じた時には、ごまかさずに立ち止まるべきです。
ごまかして適当にやり過ごす。
そうやって強引に前に進み続けてしまえば、周りからは順調に見えるかもしれません。
けれどそんな状態では、どこかで大きくつまづく時がきっと来ます。
だから、浪人生にはそんなに悲観的にならないでほしい。
今立ち止まれて良かったんです。
前に進み続けるだけが人生ではありません。
時には立ち止まり、力を蓄える。
そうすることで、その後の人生がもっと豊かで楽しいものに変わっていきます。
せっかくの修業期間をフルに利用しましょう。
恥ずかしいならひっそりとやれば良い
「今は修業期間で、自分を進化させるための時間だ」
そう本気で思えたら、周りの目を気にする必要なんて無い事も分かってきます。
今の自分の姿を周囲の人に見せるのがツラいなら、無理に見せる必要もありません。
今の状態が自分の人生の全てではなく、2年後・3年後には全く違う素敵な自分になっているはずなんですから。
ひっそりと、でも着実に進化への力を蓄えていきましょう。
「ただ努力するだけの時間」を大切に
「こんな事していて何か意味があるんだろうか…」
「受験なんて無意味な事に何年もかけて情けない…」
そうやって自己嫌悪になる。
将来のことを考えて不安になる。
気持ちはとてもよく分かります。
けれど心配しないでください。
やり切りさえすれば、意味は後からでもちゃんと出てきます。
今は無意味に思えるようなことでも、後で点と点がつながるように意味を成す時はきっとやってきます。
今必要なのは将来を心配することでなく、将来のために自分を鍛える事。
「浪人して本当に良かった」
と、心から思えるような経験にしましょう。
大丈夫。
できますよ。
やってやりましょう。