こんにちは、こんばんは。
浪人生の皆さんは、自分に合った参考書は見つかっていますか?
勉強の成功に良い参考書との出会いは必要不可欠ですから、きちんと見つけておきたいところですよね。
なるべく多くの参考書に触れたいと思うものでしょうが、そのままだと少し危険だと思いましたので共有させていただきます。
色んな参考書に手を出すのは危険
特に浪人生活がスタートしたばかりのころは、何とかして遅れを取り戻そうと焦ってしまっている人が多いと思います。
そこで参考書を手当たり次第に手に入れて、片っ端から手を付けてみて…
なんていうスタイルになることがとても多いです。
ただ、これは少し危険です。
それぞれの参考書にそれぞれの考え方や解き方があり、色んなやり方に手を出すとどれも習得できないまま中途半端に終わる恐れがあるんです。
中途半端は、浪人生が一番やってはいけないこと。
しっかりとした参考書であれば、それ一冊をきちんとやり切れば基本的な力は十分につくものです。
そんなに沢山の参考書の知識を身につける必要はありません。
これまでの失敗を繰り返さないために、これからしばらく付き合っていく参考書は真剣に選ぶようにしましょう。
遅くとも5月には基本の参考書選びを終わらせる
良さそうな参考書を色々と使ってみて、なるべく早期にベースとなる参考書選びは終了させましょう。
4月中には決めてしまえるのが理想ですが、遅くとも5月中には終了させたいところです。
その参考書を極めることに、夏休みの終わりぐらいまでは集中するようにしましょう。
早めに動くに越したことはありませんので、浪人が決定してしまった3月にはもう参考書選びを開始してしまった方が吉です。
6月を過ぎて「まだ決まっていないや…」という人も、焦らないでほしいです。
そういう人でも、何らかの参考書や教材既に使っているんじゃないでしょうか。
焦らず、今使っている参考書を極めることに集中してみてください。
一冊の参考書を極めるのには、それほど時間はかからないはず。
1~2か月もあれば一通りのことはできるはずです。
夏の終わりまでに基本さえしっかり身につけられれば、秋~冬にかけて爆発的に実力をのばすことも可能になります。
「夏を制する者は受験を制する」
というのは、そういう意味なんだと思います。
中途半端にならないよう、今までやってきた勉強の完成度を上げることに集中してみましょう。
「まだ○○カ月ある」と思ったら黄色信号
自分で浪人を経験してみて思うのは、浪人生は期間の管理が人より下手なんだということ。
現役時、入学試験までに勉強が間に合わなかった。
そういう実績が既にあるわけです。
まずはこの事をしっかりと受け入れ、期限に対する自分の感覚をトコトン疑ってとりかかるようにしましょう。
確かに浪人は、1年間もの長い期間を勉強に費やすことが出来ます。
1年を上手く使えば、大抵の目標には手が届くものだと思います。
けれど「本番までまだ〇〇か月ある」と浪人生が思い出したら黄色信号。
そう思い出したら、「自分は時間の管理が下手である」という事を必ず思い出すようにしましょう。
余裕のある勉強計画を
立てた勉強計画をきちんと遂行できるかが、浪人生にとっては重要命題。
ですから、可能な限り常に余裕を持たせた勉強計画を作っておくべきです。
予定通りにいかないことなんて、絶対に起こるもの。
厳しすぎる勉強計画を作ってしまうと、ほとんど予定通りにいかなくなります。
必要以上に焦ってしまったり、最悪勉強自体を諦めてしまう事だってあり得ます。
浪人生活を上手く続けていくためには、調子が悪い時でもやり切れるような形の計画作りを心がけましょう。