浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

【励まし合える人が必要?】浪人生は友達作りをする必要があるのか

f:id:roninsensei:20190226090618j:image

こんにちは、こんばんは。

 

浪人生の皆さんは、友達との付き合い方や友達作りについてはどうしているでしょうか。

予備校に通い始めたら、友達を作るべきかどうか。

 

ここで結構悩む人も多く、考えておかなければいけない課題の一つです。

 

今回は浪人生活と友達について整理したいと思います。

 

 

 

友達を無理に作る必要はない

まず結論からお話ししますと、予備校で無理に友達を作る必要は無いと思います。

 

辛いときに話をしあえる人がいるのは確かに良いことですが、その友人と良い関係を続けられるかどうかは正直分かりません。

 

お互いを高め合える関係を維持できれば確かに最高。

けれども一緒に遊んでしまったりついつい話し込んでしまったりと、勉強をさぼってしまう方向に行く可能性だってあります。

 

人間関係で悩むようなことになってしまっても良くありません。

 

「友達の成績は順調に伸びているのに、自分は全然伸びてない…」

なんて悩みだしたら、現役時代と同じ轍を踏むことにもなりかねませんよね。

 

浪人を成功させるには、自分でコントロールできない要素をできる限り少なくすることが大切です。

 

「友達を作るな!」とは言いませんが、

積極的に作ろうとする必要はないんじゃないかと思います。

 

孤独との向き合い方の練習

せっかく浪人するんですから、周りの環境に左右されない自分のやり方を確立してほしいなと思います。

 

寂しいのが苦手な人もいるとは思います。

けれど人間、本気で何かを成し遂げようとする時には「孤独になること」も結構必要なんです。

 

何にも問題なく大学に進めてしまっていたら浪人経験なんてできなかったんですから、

修行だと思って孤独と向き合う訓練をしておくと良いと思います。

 

その後の人生で、もの凄く役に立つかもしれませんよ。

 

浪人時代にできた友達は大切に

そうは言っても、ひょんなことから仲良くなる人も出てくるかもしれません。

そんな出会いまで、無理に拒否することは無いと思います。

 

浪人時代って、人生の中でも結構辛くも情けなくもある時期ですよね。

 

そんな時期に仲良くしてくれる人は、自分の弱いところを知ったうえで付き合ってくれる人です。

だから、今後もずっと仲良くしてくれる友達になるんじゃないかと思います。

 

私は予備校とはちょっと違うんですが、浪人時代のアルバイト先で良くしてくれた人といまだに連絡を取り合っています。

たまに飲みに行ったりもする不思議な関係ですが、損得関係なく気軽に話せるのでとても楽です。

 

そんな財産ともいえる関係を築けたら、それはそれで素敵な事ですね。

大学に行った友達には待っていてもらおう

これまで仲良くしていた友達とは、浪人時代も連絡を取りたいと思うもの。

 

けれど、これは少し我慢した方が良いと思います。

 

浪人生として毎日毎日勉強の日々。

そんな中で、友達から大学生活の話なんて聞かされたら結構きついものがあります。

 

キラキラした学生生活を聞いてモチベーションが上がってくれれば良いんです。

けれどたいていは、自分の今の生活とのギャップに心を痛める結果になるんじゃないかと思います。

こちらの愚痴を聞いてもらう訳にもなかなかいきませんよね。

 

中途半端に連絡を取り合って関係を悪くしてしまうよりは、一年間は割り切って連絡を取らないようにする方がベターだと思います。

 

「今年は集中して勉強するから、連絡をくれても返せないことがあるかもしれない」

 

と事前に伝えておけば、お互いに変に気を遣いすぎることも減るのではないでしょうか。

多少大学に入ったタイミングが違ったとしても、結構関係なくその後も仲良くできるものですよ。

大丈夫。

 

結果につながるように生活しよう

浪人生である以上、その一年は次の受験で結果を出すことのために生活すべき。

 

少しドライな言い方をすれば、友達作りだってそうです。

 

寂しくて辛い状態で勉強をして心を壊してしまってはいけませんが、今は修業期間だと割り切ってストイックに取り組む姿勢も時には必要です。

 

自分が今何をすべきなのか。

常にそれを考えながら過ごすことで、今自分に友達が必要かどうかの答えは自然と出てくるんじゃないでしょうか。

 

勝てば官軍。

 

それまでどんな過程を過ごしてきたとしても、結果さえ出せば全てが報われます。

 

やってやりましょう。