浪人先生とちょっと一息

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【費用や健康、心のケアも】「浪人したら一人暮らしを」と思った時に検討してほしいこと

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浪人生活を始めるにあたって、一人暮らしを検討する方も沢山いると思います。

たとえば予備校が自宅の近くにない場合、一人暮らしを考えることもあるでしょう。

しかし、一般的な一人暮らしと比較して、浪人生の一人暮らしにはやはり難しいポイントもあることが実情です。

そこで今回は、浪人生が一人暮らしをするにあたって気を付けたいポイントについて整理します。

 

 

 

基本的に一人暮らしは△

一人暮らしは▲

まず前提として、浪人生であればできる限り一人暮らしを避けた方が無難です。

一人暮らしはいざやってみると想像以上に大変であり、勉強以外のことをやったり考えたりする時間が出てきてしまうからです。

浪人生であれば、できるだけ勉強に時間を使うことが重要でしょう。

 

「一人暮らしに憧れてて…」

 

という理由だけで一人暮らしをしようとしているのであれば、少し慎重に考えてみてほしいところです。

 

浪人生に一人暮らしが適さない理由

浪人生に一人暮らしが適さない理由

ここでは、浪人生に一人暮らしをあまりおすすめしない理由について解説します。

勉強時間が減る

浪人生に一人暮らしをおすすめしにくい理由としてまず挙げられるのが、勉強時間がどうしても減ることです。

  • アルバイト
  • 家事
  • 勉強

浪人生が一人暮らしをすると、上記を自分一人ですべて行い、そのうえで受験合格を目指さなくてはなりません。

アルバイトは時間的にだけでなく精神的にも負担がかかりますが、一人暮らしをする以上は避けられない方も多いでしょう。

また、家事に関しても、想像以上に大きな負担になるものです。

掃除や洗濯にはどんなにがんぱっても1日20~30分程度は必要であり、1週間、1か月と考えていくと、数十~数百時間にもなってしまいます。

 

また、料理に関しても、栄養バランスを考えると毎日手を抜くわけにはいかないでしょう。

栄養摂取を軽視して体調を崩してしまったら、勉強どころではなくなってしまいます。

勉強以外の負担が発生してしまう一人暮らしは、浪人生にはどうしても不向きだと考えなくてはなりません。

経済的な負担が大きい

経済的な負担も、一人暮らしが浪人生に向かないと言えるポイントの1つです。

一人暮らしをすると、家賃や食費、光熱費などの負担が増えてしまいます。

実家からの仕送りですべてまかなえれば良いのですが、条件付きで浪人生活を送っている方にとっては両親に負担をお願いできないこともあるでしょう。

 

また、アルバイトをすればその分時間がとられてしまい、勉強に費やせる時間が減ってしまいます。

一日3~4時間、週に3~4日のアルバイトであれば、毎週10~16時間が勉強に使えなくなってしまうのです。

週に10~16時間を失うことがどれだけのハンデかは、受験生であれば言うまでもなく分かることでしょう。

もし一人暮らしをするのであれば、なるべく費用を抑える努力が必要です。

 

勉強にかかる費用を抑えるのであれば、アプリで全教科学べるスタディサプリをおすすめします。

大学受験に必要な授業を月に1,500円~2,000円程度の負担で受けられるため、予備校に行くことが経済的に厳しい浪人生にもおすすめでしょう。

勉強にかかる費用が問題になっている方は、まず以下をチェックしてみましょう。

 

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精神的に辛い

浪人生にとっては、精神的な部分も気にしなくてはならない大切なポイントです。

一人暮らしは孤独になりやすく、黙々と勉強する浪人生にとっては精神的に追い詰められやすい状態だと言えます。

また、周囲に人がいない状態ではモチベーションを保ちづらいこともあり、いきなり孤独を感じて気分がめいってしまう方もいることでしょう。

 

さらに、一人暮らしをすると何をするにも自由であり、自分をしっかりと管理できる人でないと勉強を成功させることは困難です。

精神的に追い詰められやすい、周囲の雰囲気に流されやすいと感じているのであれば、一人暮らしは避けた方が無難でしょう。

一人暮らしの注意点

一人暮らしの注意点

ここでは、浪人生が一人暮らしをする時に注意してほしいことについて解説します。

一つずつ見ていって、ひとり暮らしをしても大丈夫そうか判断してみてください。

健康管理を軽視していないか

受験生にとって健康管理は本当に大切です。

これまでは栄養バランスを考える事なんてあまりなかったと思いますが、一人暮らしであれば話は別です。

私もそうなんですが、一人暮らしの食事は本当にかたよります。

嫌いな物を食べることは結構なくなりますし、手の込んだ料理を作ることもほとんどなくなります。

毎日ご飯ばっかりとか、麺類だけとか、安い菓子パンばかり食べていると、栄養バランスは壊滅的に悪くってしまうでしょう。

お金をかけずに手軽にお腹イッパイにできるものほど糖質が多く、太りやすいために注意が必要です。

 

栄養がかたよると免疫力が低下し、体調を崩しやすくなります。

本当に気を遣うようにしないと、1年間で不健康になってしまい、最悪の場合病気になってしまうことも考えられます。

病気になって受験勉強を継続できなくなったら、本当に、本当に後悔してしまうものです。

受験生活のリズムをキープできるか

受験生としての生活をキープできるかどうかも、重要なポイントです。

一人暮らしをすると、家族の目もなくなるのでとても解放感があります。

何時に寝ようが何時に起きようが、誰も文句を言いません。

起きた後ボーとしてスマホを眺めるだけの日々が続いても、誰にも注意してもらえないでしょう。

そのため、よほど分に厳しく生活リズムを管理していないと、確実にダラケてしまいます。

 

「徐々に生活リズムが崩れてきてしまい、朝起きれなくなって、予備校も休みがちになって。。。」

上記は決して冗談ではなく、浪人生にありがちなパターンです。

受験生は朝型の生活リズムを保つべきですから、気をつけましょう。

 

費用面は大丈夫か

一人暮らしの費用が月々どれくらいかかるか、簡単にシミュレーションしてみます。

 

家賃:5~7万円

食費:3万円

水道光熱費:1万5,000円

携帯代:1~2万円

 

この他、実際に生活してみると細かい費用が結構掛かります。

家賃をどんなに安く抑えたとしても、毎月12万円~程度の費用は固定でかかると想定しておくべきです。

 

ここに予備校費用も入れると、年間で250万円~300万円くらいの費用が必要になる計算です。

少々細かいですが、引っ越し費用だってそこそこかかるものです。

1年間の費用をどうするのかは、ご家族ともきちんと話し合っておきましょう。

 

もし予備校に行くことが経済的に難しい、もしくは予備校にお金を払っていることに意味がないように感じるのであれば、スタディサプリがおすすめです。

月々1,500~2,000円程度で基本的な授業を全て受けられるため、経済的な問題が大きく解決することも十分にあるでしょう。

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誘惑とどう付き合っていくか

先ほどお話しした通り、一人暮らしをすると色んな事が自由になります。

テレビもスマホもパソコンも漫画も、好きな時に好きなだけ見られるようになります。

この話を聞いて少しでもワクワクしてしまった人は、一人暮らしは慎重に検討すべきかもしれません。

 

普通の人間は、欲望には勝てないものです。

欲望に勝てるのはよほどの超人か仙人のみであり、無理に勝とうとしても辛いだけで終わってしまいます。

一人暮らしをするなら、欲望とどう距離を置くのかを真剣に考える必要があります。

 

不要なものはできるだけ持っていかず、勉強に集中できる環境を整えるようにしましょう。

 

心のケアをどうするか

欲望に負けないようにストイックになることは浪人生としては良いことだと思いますが、逆にやり過ぎてしまうのも注意です。

 

多くの浪人生は孤独に悩まされます。

高校卒業後で寂しい気持ちが高まっている状態。

そこに一人暮らしの孤独感が、追い打ちをかけるように襲い掛かってきます。

 

孤独に耐え切れず、ストレスで心を壊してしまう人も決して少なくありません。

 

私は大学在学中に二浪経験がある友人と知り合ったんですが、彼は正に「孤独にやられてしまった」と言っていました。

浪人一年目はサボっていたわけでなく、むしろこれ以上ないストイックに頑張っていたそうなんです。

 

「起きてる時間は食事以外は全部勉強に捧げ、睡眠時間も削るように頑張っていた。」

「けれど精神的に参ってしまって、結局上手くいかなかった。」

と言っていました。

 

心のケアもしっかり考えなくては、浪人生活を成功に導くことは難しいでしょう。

別に大した話をする訳でもないけれど、毎日家族と顔を合わせる。

それだけで、気持ちは結構軽くなるものです。

 

予備校の寮も選択肢に入れてみる

「一人暮らしは色々不安だけれど、どうしても実家では勉強できる環境に無い…」

 

という方は、予備校の寮に入ることも検討してはいかがでしょうか。

量なら食事の心配をする必要はありません。

家事の面での不安はかなり減りますし、規則正しく誘惑からも遠ざかった生活が期待できます。

 

周りに生活している人はみんな同じ志を持った人たちですから、孤独感もだいぶ和らぐんじゃないでしょうか。

寮で仲良くなった人たちと、大学に入った後も仲良くしているという話もよく聞きます。

人見知りする人だと最初きついかもしれませんが、検討に加えてみるのも良いと思います。

費用は全部でおよそ100万円前後位だそうです。

ここに予備校そのものの費用も合わせると、一人暮らしをすることと同じか少し安いくらいでしょう

 

まとめ:覚悟とやる気を持って浪人を乗り切ろう

浪人一人暮らしまとめ

どこで勉強をするにしても、大切なのは主体的に勉強をすることです。

予備校に行かなくては勉強ができないようでは、浪人の成功は難しいと思います。

予備校はあくまでもプラスαの部分だと思いましょう。

どんなに素晴らしい勉強法を身につけても、努力を継続できなければ未来を変えることはできません。

 

「誰かにやらされている」状態を変える。

自分の意志で、自分の責任で勉強をする。

 

その為の選択肢であれば、一人暮らしも有意義なものになるんじゃないでしょうか。

やってやりましょう。

 

経済的な事情から一人暮らしを断念している方であれば、スタディサプリの利用がおすすめです。

月額1,500~2,000円程度で利用できるため、既に予備校に通っている方でもプラスで利用しやすいでしょう。

少しでも気になる方は、以下から概要をチェックしてみてください。

 

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