浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

【勉強の質を上げる本質的な方法】効率の良い勉強は、満点を目指すことでは実現できません

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こんにちは、こんばんは。

 

今回は、勉強の効率についての話です。

 

いつも安定して高得点を取る人とそうでない人とではどんな違いがあるのか。

 

そこに着目して書きましたので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。

 

 

満点を目指す勉強法から脱却しよう

結論から書かせていただくと、勉強は完ぺきを目指してやらない方が良いです

こう言われて、

 

「そんなの分かってるよ。初めから満点なんて目指してない。」

 

と思った方もいるかもしれません。

 

けれども私が伝えたいのは「勉強は適当にやっても問題無い」という事ではなく、「本気でライバルに差をつけたかったら、満点を目指すべきではない」という事。

 

勉強が「上手」な人は、実は大抵この事に気付いています。

意識はしていないかもしれませんが。

 

まだちょっとわかりにくいと思いますので、説明をしていきたいと思います。

 

満点を目指す勉強はかなり非効率

たとえば、新しく英単語を10個覚えなくてはいけないとします。

 

満点を目指す人のやり方というのは、下記のようなことです。

 

「今からこの10個の単語を時間をかけてきちんと覚えよう」

 

見た感じ、正攻法という印象ですよね。とても正しい感じがする。

対して、効率の良い考え方は下記のようなもの。

 

「とりあえず単語20個覚えよう。明日その内の10個覚えていれば嬉しいな」

 

ちょっと極端な話ですが、こういう人は勉強が上手です。

 

つまり本当に勉強が上手な人は、「完璧」にはいつまで経ってもならない事が分かっているんです。

 

だから、10個の単語全部に執着はしない。そのうち2つ3つはどうせできないことを想定して勉強する。

英単語3000語を覚えなくてはいけないなら、6000語に挑戦する。

6000語と聞くと多くの人は「そんなにたくさんやるのは無理」と考えますが、勉強が上手な人は「最終的にその半分が記憶に残っていれば良い」と考えるんです。

 

テストは7割を目指すもの

テストそのものの性質からも、満点を目指すのは効率がよくありません。

 

入学試験は大体、7割くらいを合格点とするようにできています。

そして7割を安定して取りに行くにはどの分野でも基本を抑えておくことが一番。

 

それを理解して初めから7割で良いと考えている人は、できる問題・できない問題を判断するのが早い。

普段の勉強でも基本を大切にした勉強をしますし、試験本番では自分が出来る問題に注力して冷静に得点を積み上げていきます。

 

それに気づかないままの人は、何が大切なのかに気付けないので本質的な勉強ができません。

テスト本番でも明らかな難問に他と平等の力を注ぎ、多くの時間をそこで使ってしまうんです。

 

ちなみに、平均点が7~8割を超えるようなテストもありますよね。

学校の定期試験のテストとか。

これらの試験は、この話の対象とは少し違ってきます。

 

なぜなら、そういうテストは受けた人を選抜する目的では作られていないからです。

「これくらいはできていてほしいな」という思いで作られたテストであり、大半の受験生をふるいにかけるべく作られた入学試験とは性質が異なるものです。

 

入学試験を最終目標として勉強する人は、「本番で7割を取りに行くにはどういう勉強をすべきか」を念頭に置いて勉強をしましょう。

 

 

確実に合格するのは至難の業

とは言っても、いつも7割ギリギリだと精神的にもキツいですよね。

毎回最高のパフォーマンスをしなくてはいけませんから、いつも張りつめている必要がある。どうしても余裕が無くなってしまう。

 

だから志望校になるべく確実に受かろうとしたら、8割、9割に近づくことを目指すしかありません。

 

7割を8割にする。

たった1割だけのことに感じるかもしれませんが、そこに必要な時間や努力はそれまでとは非にならない位のものになります。

 

そこまでの努力を積み重ねても、本番で相性の悪い問題にぶつかることもあり得る。

 

だからもう7割以上の世界になったら、あまり気負い過ぎないことが大切なんじゃないかと思います。

 

「これだけやったんだから後はもう、今できるベストを尽くすだけだ」

 

こんな風に思えるくらい、受験勉強をやり切ってほしいなと思います。

 

大丈夫。

 

やってやりましょう。