こんにちは、こんばんは。
私はこれまでそれなりに色んな記事を書かせていただいてますし、色んな人とも会わせていただいたりしているんですが、改めて勉強は質より量だと感じましたので、まとめておきたいと思います。
勉強を始めようと考えている人は、一度読んでみても損はしないと思いますので、是非とも最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
大切なのは質より量
結論はこれに尽きると思います。
結果を出している人は、ほぼ全員が圧倒的な量の努力をこなしているからです。
インターネットで勉強法を探していると、
「1か月で偏差値30アップ!」
とか、
「3か月で〇〇大学に合格!」
とかっていう話についついひかれてしまいますよね。
確かにそんな実例もあったのかもしれません。
ただし、こういうやり方は再現性が低く、運の要素が非常に高くなってしまいます。
「前例は一応あるので、運良く成績が上がって受かっちゃうことがあるかも」
という、一種の「賭け」みたいになってしまうんです。
確かに、受験に運の要素はあるとは思います。
「正解する確率を高める」という考え方は非常に大切。
ただそれは「10回受けたら7回は受かる」という計算をするものであり、しっかり自分でコントロールができているものです。
自分ではどうすることもできない「運」にすがる賭けとは、本質的に全く違います。
そして「賭け」みたいなやり方で大切な大学受験に臨むことに、少なくとも私は抵抗感があります。
どうせやるなら、ある程度結果まで計算できる道を選びたいですよね。
自分の未来は、ある程度自分でコントロールすべきだと私は思います。
ですから、勉強をして成果を出そうと決めたら量をこなすことは覚悟する。
「沢山やるのが嫌」とか、「時間をかけたくない」という事であれば、「賭け」のような勉強法にすがるしかなくなってしまいますから。
いきなり「質の良い勉強」は無理
「質・質・質!」と言っても、具体的にどういう勉強が質が良いものなのか、いきなりは分からないですよね。
だからみんな悩んでしまう。
悩むのは決して悪いことではありません。
ただ重要なのは、悩んでも手を止めないようにすること。
勉強をしながら、自分の勉強の効率が悪い点を考え、どうすればもっと効率良くできるのかを研究していく。
ただやみくもに勉強することを勧めているわけではありません。
自分で考えながら勉強する習慣を持つようにするのが重要だという事なんです。
これもいきなり上手にはできません。
毎日勉強をしたら、振り返って考える。
そして更に良い方法がないかを調べる。
考えて調べて、自分に向いた方法を自分で作り出していくんです。
これができると、大学受験が終わった後でも大きな武器として自分の中に残ってくれます。
「受験勉強なんて無駄だ」と、100%本気で言っている人は、本気で勉強した経験が無い人なんじゃないかと思います。
それか、運が良かった人かも。
いずれにせよ、無駄かどうかなんて気にする必要は無いです。
量をこなせる人は圧倒的に強いです。
そして話をしていても面白い。
得るものが沢山あります。
大学在学中や就職した会社でも、周りの人を見ていて実際にそう感じます。
じゃあどうすれば、「量をこなせる人」になれるんでしょうか。
量をこなすためにできるテクニック
とりあえずやる
いきなり精神論っぽいですが、ちゃんと根拠もあります。
詳細は↓の記事に書かせていただいているんですが、まず初めてしまうことが非常に効率的なんです。
↑の記事もお読みいただいたら、「取り合えず始めてみるか」という気持ちになっていただけるんじゃないかと思います。
単純に「やる」という事の強さを、是非とも実感してほしいです。
成功者の話を沢山聞く
勉強法を研究したりモチベーションを保ったりするためには、成功者の話をよく聞くことがとても大切です。
実績がある人の話を聞くべき。
学校の先生もある程度実績がある人は多いと思いますが、やっぱり自分の志望校かそれ以上の合格実績がある人にどんどん話を聞いていくべきです。
身近に同年代の合格者がいれば直接聞いた方が良いんですが、それだけではサンプルとしては物足りないと思います。
その人のやり方が自分に合っていない可能性もあります。
それにちょっと言葉が悪いんですが、その人は運が良かっただけかもしれません。
そこでお勧めしたいのが「合格体験記」。
私は様々な合格体験記を大量に読みました。本で言えば3冊分くらいは読んだと思います。
実際、勉強法に関して言えば宝の山だと思います。
実績がある人たちのやり方に大量に目を通していると、「共通点」みたいなものが自分なりに見つかってくると思います。
合格体験記を読む際のポイントについては↓の記事もご参考にしてください。
期間と量を具体的数字で管理
ここまでのお話を聞いていただいて、
「よし、じゃあ明日から8時間はみっちり勉強するぞ!」
と思ってくださった人がいれば、それはとても嬉しいです。
けれども、勉強計画を時間でから立てるのは✖なんです。
時間で区切ると、内容もやり方も、具体的になりにくいんです。
ただただなんとなく、漫然と机に座り続けてしまう。
これを防ぐためには、期間と量を具体的に決めること。
「〇月日〇日までに単語集を〇ページやる」
「今週中にこの参考書を終わらせる」
「〇月までに参考書を〇周する」
という具合です。
こうやって計画を立てると、実際に1日でやらなくてはいけない勉強量が自然と決まってきます。
そしたらもう、後はやるだけ。
何時間かかろうが、逆に短い時間で終わろうが、そんなのは気になりません。
勉強中にあれこれ考えず、努力に没頭できます。
最終的な最終目標から逆算していき、1週間とか10日とか、短めのスパンの計画までを立てた方が良いです。
その方が続けやすいのはもちろん、方針の修正も都度しやすくなりますので。
詳しくは↓の記事もご覧ください。
間違っても、才能のせいにはしない
最後に、とても大切なことをお話しします。
それは、上手くいかないことを才能のせいには決してしないことです。
何事にも、確かに才能の差はあると思います。
勉強だけでなく、歌を歌う才能とか体を動かす才能とか、色々。
やっぱりどんなことでも生まれつきの才能は関係あると、私も思っています。
けれども、自分で頑張ると決める時には、才能のせいにするスタンスは捨てましょう。
才能は自分ではどうすることもできません。
どんなに悔やんでも、どんなに求めても。
才能ばかりは手に入らない。
そんな自分ではどうにもならないことで悩んでも、意義なんて少しも無いんです。
先ほども書かせていただきましたが、自分で達成したいと思う事があれば、成功までの道のりはある程度自分でコントロールすべきです。
そして少なくとも大学受験に関して言えば、才能の差は圧倒的努力で埋めることが可能だと思います。
自分でコントロールできない要素について悩む時間は、とてももったいない。
そんな時間があれば、遊びに行った方が何百倍も有意義です。
自分の道は自分で切り拓く。
その第一歩としても、勉強を自分の力でコントロールしてみてほしいです。
やってやりましょう。