こんにちは、こんばんは。
こんかいは、
「いつも勉強しようと思うんだけど、なかなか始められない。」
こういった悩みについて考えてみたいと思います。
既に勉強を習慣にできている人がいる一方で、なかなかスタートできない人もいる。
どちらも同じくらいやる気があるとしたら、勉強を始められない原因には一体何があるんでしょうか。
勉強が始められない人の問題点とは
結論は、「失敗したくないという気持ちが強すぎるから」です。
勉強は多くの人にとってはツラいものですから、
「やっても成績が上がる保証がないのなら、勉強をしたくない」
「どうせ勉強をするなら、確実に効果を出したい」
と思うのが自然です。
けれどもこの「失敗したくない」という気持ちが強くなり過ぎて、単純に勉強を始める事ができなくなってしまっているんです。
「失敗したくない」人がなりやすい状態
「失敗したくない」人の傾向として、情報収集と計画作りばかりに終始してしまうことが挙げられます。
「効率の良い勉強方法はないか」
「上手い勉強計画をまず考えなくては」
と追求してしまい、パソコンやスマホなどで調べる事に時間をかけてしまう。
調べるのはもちろん良いんですが、ネットの世界には沢山の誘惑があります。
始めはその気がなかったとしても、しばらくイジってるとついついYouTubeとか見てしまいますよね。
私なんか正にそうで、仕事の調べものや自分の勉強等でパソコンやスマホを見ていると、たまに見たくなってしまう動画があります。
↓ちょっと脱線しますが、この動画です。
断っておきますが、私はヒカキンさんの根っからのファンという訳でも、豚焼肉弁当が無茶苦茶好きという訳でも、いつもお腹が空いているという訳でもありません。
なのに、ネットをイジっているとなぜだかたまに見たくなってしまう。
なぜか見たくなってしまう動画って、みんなありませんか?
人は、誘惑には勝てないものです。
やる気の問題ではありません。
どんなにやる気があったとしても、いざ目の前に誘惑が立ちふさがると、耐えきれないのが人間なんです。
(この辺りの話は、↓の記事もご参照ください)
早いうちに失敗するのが成功の近道
情報収集は確かに大切。
けれどもまずは勉強を始めなくては、全く話が進みません。
初めから上手くやるのなんて何事も無理ですし、初めはどうしても効率の悪いやり方をやってしまうものです。
これはもう、仕方ないこと。
どうせ失敗するのならなるべく早く始めて、早く失敗しちゃった方が絶対得です。
「このやり方は、やってみるとちょっと効率が悪い。明日は少しやり方を変えてみよう」
みたいな感じで、勉強してみて問題点を自分なりに分析。
分析したら修正してまた実践してみる。
しばらくやってやっぱり上手くいかなかったら改めて情報収集してみる。
こんな感じで、
実践→修正→再度実践→情報収集して計画→実践→…
のサイクルを上手に回していくのが、最終的には一番の近道なんです。
一般的にはPDCAサイクルという考え方があり、何事も計画をまず立ててやるのがセオリーです。
Plan(計画する)→Do(実践する)→Check(確認する)→Action(再度行動する)
のサイクルの頭文字をとって、PDCAサイクル。
最初は「Plan」。
つまり計画を立ててから取り組むと良いとされています。
けれども、初心者が計画にこだわるのはあまりお勧めできません。
これまで本格的に勉強をやったことのない人が、いきなり勉強計画を立てろと言われても無理な話なんです。
初心者はまず「Do」。
実践をしながら、これからの計画を立てていくべきなんです。
自分にとっての効率的なやり方は、やっていくうちに見つかっていくものですから。
「今日始めない限りは先送り」と考える
もうとにかく、自分にできることから始めてしまうのが一番です。
ここまでのお話を聞いていただいたら、何かを始めようとする時に
「明日からやろう」
「今週は忙しいから来週から始めよう」
「来月の頭からキリ良くやるか」
こんな風に考えるのは、良くないことが分かりますよね。
「とにかくやる」であれば、今日からでもできるはず。
カバンに入っている単語帳に取り組んでみるでも良い。
今日の授業のおさらいを、自分なりにしてみても良い。
やってみて効率が悪かったり失敗したりした経験値は、どんどん自分の中に貯まっていってくれます。
その経験値を踏まえて、より良い勉強法を確立していきましょう。
「まずやる」という事に、高い価値観を持って取り組む。
大丈夫。きっとできます。
やってやりましょう。