こんにちは、こんばんは。
浪人をするべきか悩んだ事のある人は、周囲から
「プライドが高い人は浪人に向いていないよ」
と言われたことはありませんか?
プライドが高い人は浪人しても成績が伸びないと。
周りから言われると、なんだかそんな感じもしてきますよね。
でもこれって、本当にそうなんでしょうか。
そこで改めて「プライド」について考えてみました。
そして、「プライドは浪人生にこそ必要」という結論に至ったため、共有できたらと思います。
プライドってそもそも何?
当たり前かもしれませんが、プライドは英語ですね。
英語でかくと、"pride"です。
そしてこの単語"pride"には、二通りの意味合いがあるんです。
自尊心や自負心、誇りという肯定的な意味合い。
そして、
うぬぼれ、高慢、思い上がりというどこか後ろ向きな意味合い。
どちらもプライドの持つ側面。
だとすれば、自尊心や誇りは大いに持つべきで、うぬぼれや思い上がりに気を付ければ良い、という事になると思います。
自分に自信を持つことがダメなはずがない
自尊心とは、
「自分は優秀だ」
「自分ならできる」
と言いうような気持ちの事です。
こういう気持ちって、成功するような人は誰もが持っているものですよ。
それなのに、浪人生だからって自尊心を持つのが間違っているって、そんなのはおかしな話ですよね。
むしろ自信を失わないように、浪人生には気を付けてほしい。
プライドを捨てる必要なんてありません。
わたしは、実体験からもそう思います。
浪人を選ぶと、これまで以上に孤独を感じることが増えます。
そしてそれを乗り越えていくには、家族や友人の支えだけでなく、自分で自分を支えることが大切なんです。
辛いときに自分を支えてくれるのは何か。
それは、自分に対する誇りです。
「自分ならきっとできる」という強い気持ちなんです。
自分のやっていることに自信を持つことができれば、気持ちで負けることはありませんし過度な緊張も避けることができます。
どうか、自尊心や誇りというプライドの側面は保ち続けてほしいと思います。
それじゃあなんで世間からは「プライドを持つべきではない」なんてことを言われてしまうんでしょうか。
それは、プライドの持つ負の面に気を付けるべきだからです。
プライドがマイナスに取られるケース
傲慢さ
プライドの高い人は傲慢(ごうまん)だ
つまり、横柄で態度が悪くワガママだと言われます。
自分の考えることに自信がある人は、他人の意見を軽んじる傾向があります。
傲慢な態度のせいで「裸の王様」みたく、周囲から孤立してしまうことも。
自分がそうなってしまっていないか。
ここには気を付けておきましょう。
融通が利かない・自分の非を認められない
「自分が正しい」と思うあまり、これまでの自分のやり方にこだわってしまい、自分を変えることができない人。
これは確かに、浪人生には危険なパターンです。
自分に自信を持つことはとても大切ですが、「受験を上手く乗り切れなかったから浪人になったんだ」という事を、肝に銘じるようにしましょう。
目的達成のために自分を変える。
これは、プライドと両立できることのはずです。
プライドを捨てる必要なんて、やっぱりありません。
自分を冷静に見つめ、どこが間違っていたのかを分析する。
そうして、より柔軟で強い自分になっていきましょう。
諦めが悪い・負けず嫌い
これはむしろ、浪人にとっては長所だと思ってよいのではないでしょうか。
「一度上手くいかなかったことは絶対克服したい。リベンジしたい。」
こういう気持ちこそ、浪人生の根底で大きなモチベーションの元になるべきです。
諦めの悪さは、受験生活ではもの凄く強い武器になります。
ただ、自分が悪いと思ったら素直に謝る気持ちだけは、日常で持っておいた方が良いですかね。
「やり遂げる」ことにプライドを持つ
最後に。
浪人生は、「結果を出す」という事に、最大限のプライドを持ってほしいなと思います。
目的を達成するためには手段を選ばない。
自分のやり方を変えることも、他人に頭を下げる様なことも、なんだってやってみせる。
それこそが浪人生が持つプライドのかっこいい形だと思います。
自分のプライドを大切に。
文句を言ってくる人や馬鹿にして来るような人は、最後に結果を出して黙らせてやりましょう。
「浪人に向かない考え方」の記事は↓に書かせていただいています。きっとお役に立てますので併せてお読みください。
www.roninsensei.com
ここまで悩んでいるあなたならきっとできます。
大丈夫。
一緒に、やってやりましょう。