こんにちは、こんばんは。
「ナポレオン」を知らない人はおそらくほとんどいませんよね。
革命期のフランスにおいて軍人・皇帝として君臨した超有名人。
世界史選択の人にとっては常識ですよね。
細かくは知っていなくても、名前は聞いたことある人が多いのではないでしょうか。
軍人としても皇帝としても、非常に多くの人を配下にし、多くの人と交わってきたナポレオン。
そんな彼が言ったのが、掲題の名言。
「人はその制服通りの人間になる」
私は、この名言からは2種類のことを学ぶことができると思います。
ナポレオンの名言から学べること
1.服装を変えれば人は変わる
身だしなみを整えると、それだけでなんだか自信が湧いてきます。
そして周囲の人もきちんとした見た目の人には好感を持ち、信頼さえしてくれます。
警官の制服を着ている人を見るだけで、なんだか少し緊張したりしますよね。
人の第一印象の9割は、見た目で決まるといわれています。
服装を変えることには、それくらいの力があるんです。
仕事着に着替えると、なんだかビシッと気持ちが引き締まるような経験。
これは結構、多くの人がもっているんではないでしょうか。
ですから、自信を持ちたい人はまず身なりを整えることから。
何事も見た目から入る人っていると思いますが、
これは結構理にかなっているんですね。
2.人は「求められている自分」になろうとする
「制服」という言葉を使って表現されるのは、「周りから求められる姿」。
制服を着ることで人は「求められている自分」に変身するのではないでしょうか。
会社員は会社員に
警察官は警察官に
弁護士は弁護士に
医者は医者に
それぞれの制服を着ることで、その通りの自分になろうと頑張る。
それは良くも悪くも、「その人を支配し変える」ことになるということ。
ポジティブに捉えると
この言葉を良い意味で取れば、「制服は自分を高めてくれる」ということ。
似たような表現に、「役職がその人を変える」というのがあります。
意味としては、
「偉くなることだけで人は成長する。役職が高くなればなるほど、相応の職務権限とそれに伴った責任がその人に課せられるから。」
というような感じです。
昇進した人なんかに対して使う、ポジティブな表現。
「求められる役割に見合った活躍が、自分にできるだろうか。」
と不安になっている人に、かけてあげたい言葉です。
少しネガティブに捉えると
けれども、ナポレオンの発言はなんだか
「人を支配するには制服を着せておけばよい」
と言っている感じにも取れますよね。
自分が求める役割をその人に「着せる」ことで、
余計なことをさせない。
そうやって、自分の思い通りにする。
そんな意味にも取れるんではないでしょうか。
そうとらえると、制服は「足かせ」にも感じられてしまいますね。
ネガティブなイメージに自分を縛らない
浪人生は、そういう意味ではとても自由ですよね。
「高校生」とか「大学生」とか、自分を縛る「制服」はありませんから。
これからどんな服だって着られるし、どんな方法で頑張ることもできます。
それなのに、浪人の時って「自分はナニモノなのか」とつい悩んだりするもの。
大丈夫。
今は別に、ナニモノでなくてもいいんだと思います。
「求められる自分」ではなく、
「なりたい自分」にこれからなるために、
今はただ頑張る。
それだけで、十分意味のある時期なんじゃないでしょうか。
そんな時期があったって、なにも問題はありません。
ポジティブなイメージを身に纏おう
何事も頑張るのであれば、すこしでも前向きにやらなくては損です。
それはもちろん、浪人生活でも一緒。
「制服」を着ていない今は、これから何にでもなれる可能性を秘めているということです。
小さくなる必要はありません。
「このままで終わってたまるか!」
と大きな野望を持って、一日一日を前進していってもらえたら嬉しいです。
身だしなみを整えて、明るく前向きに。
頑張っていきましょう!