浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

【早く、高くが決め方のポイント】志望校は大きな野望を持って早めに決めよう

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こんにちは、こんばんは。

 

皆さんは、志望校を決めるとき、どうやって決めましたか?

また、既に志望校は決まっていますか?

 

まだ決まっていない、一応決めているが悩んでいるという方。

あなたに向けて、志望校の決め方についてお話できたらと思います。

ポイントは、「高く」「早く」です。

 

 

 

「憧れ」で志望校を決めよう

 

「自分の実力に見合ったところを志望するのが一番確実なんじゃないか?」

と思う方もいるとは思います。

 

けれど、志望校を決める段階で現実を見る必要は全然ありません。

 

むしろ、

 

「あそこにいけたらいいなあ」

「あそこに合格したら気分がいいだろうなあ」

 

と半分夢みたいな、憧れているところに向けて勉強を始めるべきです。

 

無責任に聞こえるかもしれませんが、これにはちゃんと理由が二つあります。

 

目標どおりの成果が上げられる人は少ない

 

目標までの努力をしたとしても、たいていの人はその7割・8割程度の結果に落ち着くものです。

 

現実を見て自分の力に合わせて志望校を決め、一生懸命頑張る。

ただいざ勉強を継続してみると、理想どおりの力はなかなか付かない。

せっかく頑張っているのに、時間とともに当初決めた志望校への合格がちょっと怪しくなっていく。少なくとも、自信は持てない。

不安でしかたなく、志望校を下げることを検討し始める。

 

そういうサイクルに入って行くと、大きく成長することはなかなか難しくなります。

 

目標は高いほうが、人は大きく飛べるもの。

だからどうせなら、最初から高い目標を掲げるほうが合理的なんです。

 

「憧れ」の目標の方が、モチベーションを保ちやすい

 

受験はモチベーションが命です。

気持ちが続かなくては勉強は続きません。

 

けれどモチベーションを自分で高め、継続することはなかなか難しい事なんです。

自分の好きなことなら、結構続けられますよね。

好きなスポーツとか、趣味とか、ゲームとか。

やること自体が楽しければ、当然長続きしやすくなります。

 

ただ、勉強が好きという人はそうはいません。

こればっかりは仕方ないことです。好きになろうとしなくたってOKです。

 

じゃあどうするか。

やっぱり、勉強をするその先に、楽しいことが待っていると想像する事なんです。

現実を見て志望校を決めると、自分の中でその学校は「受かって当然」な所になります。

成功して当然の行動からはプラスの感情は生まれにくく、むしろ、

 

「受からなかったらどうしよう」

 

なんてマイナスな気持ちが強くなったりします。

せっかく頑張るのに、そんなの絶対に損です。

 

だから志望校は憧れで決めるべき。

どんな不純な動機・目的でも構いませんから、

 

「受かったら嬉しいな」

 

とポジティブな感情が湧く所を目標に設定しましょう。

 

目的に関しては、↓の記事も是非ご参考にしていただけたら嬉しいです。

www.roninsensei.com

 

早い「目標」決めは早くからの具体的行動を促す

「しばらく勉強を頑張っていって、ある程度力が付いてきてから志望校を決めよう」

 

というスタンスは一見すると着実なものに見えます。

けれども、実は全然合理的ではありません

 

自分の趣味や部活で想像してみていただけると分かりやすいと思います。

 

「とりあえず強くなれ」

と言われて練習するよりも、

 

「市内で優勝を目指そう」

とか、

「~までにこの技を出来るようにしよう」

と言われたほうが頑張りやすくないですか?

 

つまり、具体的に目標を設定した方が、毎日の勉強で何をすれば良いのかがイメージしやすいんです。

 

「とりあえず、頑張る」は一見真面目な印象を受けます。

けれどそれは結局どこに向かえば良いのか分からないまま、ヤミクモに・漫然と時間を消費してしまう行為なんです。

 

だから、目標はなるべく早くに決める。早く決めた分だけ早く動けます。

 

決めたら目標と自分との距離を分析し、具体的にどこまでやれば良いのかを探る。

そしたら今度は、

「本番までにどこまでやればよいのか」

「~月までにどこまでやろう」

「毎週の時間割を決めよう」

「毎日これだけはやろう」

と、日々のハードルを決定していけば良いんです。

 

よくビジネスの現場なんかで

 

「目標は高く、目線は低く」

 

なんて言ったりします。

 

私の入社当時の直属の上司がよくこれを言っていました。

その人は今、一つの部門の統括を全て任される様な、凄く偉い人になっています。

全く謙遜じゃなく、私なんか足元にも及ばない人です。。。

この人が先輩だったこと自体が自慢です。

 

少し脱線しましたが、この言葉は勉強にもとてもよく当てはまると思います。

目標はなるべく高く掲げて、そこに向けた日々の行動は冷静かつ低いハードルを設ける。

 

それがもっとも合理的で、もっとも私たちを高めてくれる考え方なんです。

 

途中で何か別の目標が見つかれば、それはその時考えれば良い

 

「勉強している途中で、やりたいことが見つかるかもしれないじゃないか」

「だから、早めに志望校を決める必要はない」

 

という意見もあると思います

 

やりたいことが見つかる。

 

それはすばらしい事です。

けれど、それはその時に考えればそれで良い事。

 

見つかるかどうかも分からない

「やりたい事」

を待っているなんて、凄くもったいないですよ。

 

やりたい事が見つかるかどうかなんて、自分でコントロールできないことです。

見つかる人もいれば、見つからない人だって沢山いる。

 

自分でコントロールできないことにあなたの貴重な今後をゆだねるなんて、

やめた方が良いと私は思います。

 

だったら早く当面の目標を決めてしまって、そこに向けて具体的な行動をスタートしちゃいましょう。

勉強してる途中でどうなったとしても、力さえあれば何とかなりやすいものです。

 

最後に

 

色々と書かせていただきましたが、大切なのは「毎日前向きに頑張れる」ようにすることです。

未来に胸を膨らませながら、受験生活を過ごせたら凄くいいなあと思います。