こんにちは、こんばんは。
勉強は質より量。
どちらかというと、私はそんな風に思っていたりします。
けれど、やらなくても良いことやムダは極力無くすべき。
勉強は数をこなすべきですが、なんでもカンでも精神論で片付けて、
でたらめに勉強を続けるのは危険です。
無駄なことをしている時間があったら、その分他の事をしたいですもんね。
そこで今回は「勉強のムダを無くす」という視点で、
すぐにできる事をいくつか共有したいと思います。
分からないときはすぐに答えを見る
これは凄く大切なことです。
普段問題演習をしていて、分からない問題があったときにどうしていますか?
「一生懸命、答えが分かるまで何分でも何十分でも考える」
一見、これが正しいやり方にも思えます。
けれど、多くの場合で実は無駄なことが多いんです。
答えが分からないときには、二つのパターンが考えられます。
①頭の中に知識が無い
②頭の中の知識を出す訓練が不足している
①頭の中に知識が無い場合には、そもそもいくら考えても答えは出てきません。
これはもう問題外に、答えを見るほかに無いですよね。
②頭の中の知識を出す訓練が不足しているだけで、考えれば分かりそうな時はどうでしょう。
頑張って自力で答えを出したほうが良いと思うかもしれませんね。
けれど程度によりますが、数分で答えが出そうに無いのであれば、これも答えを見てしまった方が良いと思います。
数分で答えの糸口が全くつかめないのであれば、それはもう負けだと思うべきです。
答えを見て、解法を身につける。
そして次に類題を見た時には、瞬時に解けるようにする。
これが勉強法の王道です。
問題集なんかは、同じものを何度も繰り返し解くのがおススメです。
その問題集の全ての問題に対し、瞬時に答えや解法が思い浮かぶようになるまで何度もなんども繰り返す。
そうすることで、力はかなり付くものです。
普段から、すぐに調べるクセをつける
知識というものは、
「必要だ」
「知りたい」
と感じたときにとても吸収率が高くなります。
興味の無い歴史の年号はいつまでたっても覚えられないけど、
好きな漫画や映画、ドラマなんかのことだと、細かい事柄まで覚えられてしまったりしますよね。
だから、例えば日常生活で疑問に思ったこととか、気になる言葉に出くわしたら、すぐに調べると良いんです。
PC・スマホ・タブレットが普及している現在では、それが可能です。
インターネットって本当に便利ですよねぇ。
他人から見たらくだらないこととか、どうでもいいことに思えたとしても、あなたがきになったのなら、ためらわずに即効で調べるべきだと思います。
そうすることで、日ごろから知識の底上げが出来ます。
テストの点に直結するという訳ではありませんが、知識というものは持っていれば持っているだけ、新しいものを吸収しやすくなるもの。
地道すぎて一つ一つはムダに感じるかもしれませんが、吸収率を考えれば、そんなことは決してありません。興味の向いたことだけ調べていれば良いんです。
こういうことを積み重ねていると、結構周りとの差が付いてきますよ。
身の回りを整理整頓する
急に話が変わったように思うかもしれませんが、これも勉強効率化の一環です。
何かを勉強しようとしたときに、
「あれ、あれはどこにいったんだっけな」
みたいな感じで、探し物をした経験ってありませんか?
これって、何かの作業をするときにおいて一番ムダなんです。
探し物をすること自体ストレスですし、探している時間が本当にもったいない。
探しているうちにやる気が失せてしまったり、勉強へのモチベーションをそがれてしまったりと良いことが全然ありません。
以前別の記事で、「部屋の整理整頓をすることは自分の頭の整理整頓をすることに等しい」という話をしましたが↓、正にその通りだと思っています。
整理整頓と勉強についてまとめていますので、よろしければこちらもどうぞ。
だまされたと思って、少なくともいつも勉強するところの周りは整理をしておき、どこに何があるかがすぐに分かるようにしておきましょう。
「書かない勉強」はおススメ
こちらは以前記事を書いているので重複してしまうのですが、ムダを無くすという観点ではとても大切ですのでここにも書かせていただきました。
なるべく書かないように勉強することの重要性。
それは勉強を始めたての人ほど大切。
そういった趣旨の話です。
詳細は下記の記事に残しておりますので、こちらから↓是非どうぞ。
最後に
今回はムダをなくす方法についてお話をさせていただきました。
ただ、冒頭お伝えしたとおり、勉強はどちらかといえば量が大切です。
沢山の勉強をこなしていくうちに質が高まっていく。
その途中で邪魔になるようなムダは、なるべく排除していきましょう。
そして最終的には
「量」×「質」
の掛け算で、大きな力を身に付けていけたらベストです。