こんにちは、こんばんは。
今回はスヌーピーが出てくるコミックス「ピーナッツ」から、名言を共有したいと思います。
引用
ルーシー
"Someday you're going to have to grow up and face life without any help from anyone"
「あなたもいつかは大人になって、誰の助けも借りずに人生に立ち向かわなくてはならないのよ」
英語勉強視点でのポイント
”be going to”と"will"
"be going to"="will"で未来形だと、学校の授業なんかでは習いますよね。
受験を目標にした場合、基本的にはこれでもイケます。
書き換えの問題とか、テストでも出ると思いますので大切。
じゃあ両者が全く同じ意味なのかと言われると、それは違います。
ニュアンスに違いがあるんです。
①”be going to”は発言したときには決まっていたこと (確定的な未来)
② "will" は発言したときに決めたこと (不確定な未来)
こんな風な認識でよいのかなと思います。
①"be going to”は、発言時にその未来が決まっているような時に使います。
今回のルーシーの発言のような、
"You are going to grow up"
「あなたは成長する」
は、発言時には既に決まっていることですよね。
こういう、「既に決まっていて、現在そこに向かって進んでいる」ニュアンスの文に使います。
"be going to"は皆さんまず現在進行形で習いますよね。
だからこのイメージに近いと思っておくと分かりやすいんじゃないでしょうか。
②"will"は、発言者がその時に決めたような話の時に使います。
例えば、
"I will get into this university!"
「私はこの大学に入るぞ!」
みたいな時です。
こういう、話し手の意志や、未来の見通しに関する考えみたいなものを伝える時の表現です。
"will"って、「意志」って名詞でもありますよね。
こうやってつなげて覚えると記憶に定着しやすいし、
思い出しやすいからおススメ。
"face"
"face"は「顔、フェイス」という意味の名詞としての認識が強いと思います。
けれどここでは、「~と対峙する、立ち向かう」という意味の他動詞として使われていますね。
"face life"として、「人生に立ち向かう」という文。
人生を「立ち向かう」ものだと捉えるあたり、ルーシーはやっぱりマセていますね。
他動詞としての"face"には「現実と向き合う」というニュアンスもあります。
自分の人生と向き合うという意味合いも感じられる、なんとなく深い文になっていますね。
自分の人生と向き合う
自分の人生と向き合うなんて、今現在の私自身、全然できていないんじゃないかと。。。。
子供であるとは思われるルーシー(具体的な年齢は分からないんです。。。)に、気づかされた思いです。
思わずハッとさせられました。
何かに頼って、何かのせいにして、ただなんとなく生きてしまっていないか。
普段から「忙しい」とか、「仕方ないんだ」とか言っている大人こそ、
こういった事にはきちんと向き合わなくてはいけないですよね。
人生に言い訳ばかりしていると、向き合う前にあっという間に終わってしまうんじゃないか。
浪人は"face life"のとても良い時期
私が普段たくさん記事を書いている浪人時代って、正にこの「人生に向き合う」時期なんじゃないかと思います。
それまで生きてきた「普通」の生活から切り離され、これからのことについて考える。
自分の力で何とかしないと、未来がどうなるかさえ分からない。
それまでなんとなく生きてきた人も、ここで初めて人生を「自分のこと」として考えたって事も多いんじゃないでしょうか。
もちろん学歴が人生の全てではないし、生きているともっと楽しいことややりがいのあること、自分が成長できるようなことは沢山あります。
けれども一度立ち止まって、必死になって、これまでの事やこれからの事を考える。
浪人生活はそういう期間でもあるのかなぁと、少し思います。
今浪人をしている方は、せっかくの貴重な時期です。
前向きに頑張ってみてくださいね。
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