今回は、浪人経験のあるシンガーソングライター、井上陽水さんについてです。
プロフィール
出身地
福岡県田川市糸田町 出身
出身大学
大学進学はせず、音楽の道へ(3浪)
仕事
「少年時代」や「リバーサイドホテル」などの名曲で知られる大物シンガーソングライター・プロデューサー
人物
日本の超大物フォークシンガー。
70歳になる現在も音楽業界で活躍されています。
先ほどご紹介した「少年時代」なんかは、聞いたこと無い人の方が少ないんじゃないかと思うくらい、めちゃくちゃポピュラーですよね。
(最近ではモノマネされているのを見るほうが多いかもしれませんが。)
幼少期より洋楽を好み、特にビートルズの大ファンでいらっしゃいます。
ちなみに「陽水」は本名で、こう書いて「あげみ」さんと読むそう。
身長は178センチメートルと高身長!
今後この記事では、陽水さんと呼ばせていただきます。
浪人時代
井上陽水さんのお父さんが歯科医院を開業しており、
自分も家業を継ぐことを期待されていました。
その期待に応えるために受験勉強を頑張ったんですね。
高校時代の成績も優秀だったそうで、異性にもモテたとのことです。
それで歌も上手いなんて…
学生時代からスーパーマンだったんですね。
けれど九州歯科大学を受験するも、なかなかうまく行かず。
結局三浪までするんですが、合格することは叶いませんでした。
そして最終的には大学進学ではなく、音楽家の道を選ばれます。
浪人中にザ・フォーククルセダーズ「帰って来たヨッパライ」を聞いて、
自分にも音楽で生きていくことができるんじゃないかと思ったそうです。
その後フォークシンガーとして大成功を収めることになります。
浪人の先には色んな人生がある
浪人している人は分かると思うんですが、
自分がもし次の受験でうまく行かなかったらと思うと、身がすくむ思いがしますよね。
それが不安で不安でたまらなくなる日もある。
「自分はいったいどうなってしまうんだろう」
「浪人してまで上手くいかなかったら、自分は終わりかもしれない」
そんな風に考えてしまい、眠れなくなったりする事も。
考えても仕方ないことなんですけど、考えずにはいられなかったりします。
実際は受験がうまく行っても行かなくても、
人生は続いていきます。
三浪の内に歯科大学へ合格していたら、
陽水さんの人生は全然違ったものになっていたかもしれないですよね。
けれども、どっちの人生が幸せなものだったかなんて、誰にも分かりません。
少なくとも、陽水さんは大学に進む以外の道で大成功をされています。
だから必要以上に自分を追い込まず、どんな未来にも希望や期待を持って、
今の状況をやりきって欲しいなあと思います。
ひょっとしたら陽水さんのように、
浪人時代に経験したことがその後の人生の財産になる事もあるかもしれません。
浪人経験者なんて今の時代なかなかいないんですから、逆に結構貴重な経験です。
人と違うことを後ろめたく感じるのではなく、
それも後には自分の付加価値になると、前向きに捉えられるといいですね。
明るく、前向きに。頑張っていきましょう。
他の有名人の浪人経験についても、下記リンクからどうぞ。
有名人と浪人 カテゴリーの記事一覧 - 浪人先生とちょっと一息