こんにちは、こんばんは。
テストの見直し、毎回やっていますか?
見直しには2つの種類があります。
ですから今回は、
テストの正答率を上げる「テスト中の見直し」
今後の学力アップにつなげる「テスト後の見直し」
の二つに分け、それぞれについて考え方の共有をしたいなと思います。
今回の記事ではまず、「テスト中の見直し」についてです。
「テスト中の見直し」のコツ
「あら探し」のスタンスで
ここがとても大切。
テスト中の見直しは「間違っていないか」を確かめるためのものではありません。
あくまでも「間違いを見つける」為のものなのです。
間違いがある前提で見直しをしないと、ミスがあっても見つけられず、結構見落としてしまいます。
見直しの時は、
「間違いを見つけることで得点を上げる」
こういうスタンスで、厳しい目を持って取り組むようにしましょう。
毎回やることをなるべく決めておく
テストの解答は効率よくやっていく必要がありますが、見直しの時にもこれと同じことが言えます。
テスト中に見直しに使える時間はかなり短いと思います。
ですから出来る限り日ごろからやることを決めておき、時間のロス無く行うようにしましょう。
・誤字やスペルミスは無いか
・計算ミスはないか
・解答箇所がずれていないか
・問題の趣旨を勘違いしていないか
こういった感じで、やる事を決めておくと良いと思います。
見直しもルーティン化してしまうという事ですね。
ルーティン化することで効率と精度が高まります。
また、いつもと同じ行動をとることで、気持ちを落ち着ける効果もあります
精神的な安定は集中力の向上に繋がりますのでおススメです。
集中力についての話は別途下記の記事でしています。こちらもどうぞ。
【勉強の永遠のテーマ】集中力を上げる方法をいろんな面から考える① - 浪人先生とちょっと一息
【勉強の永遠のテーマ】集中力を上げる方法をいろんな面から考える② - 浪人先生とちょっと一息
自信のある問題を優先的に見直す
テスト中の見直しでやりたいことは、本来取れるはずの点を取りこぼさないことです。
ですから、解けていると感じている問題こそ、あら探しをすべきだと考えます。
「出来たと思っている問題を見直している間に、出来なかった問題の解答が思い浮かぶ」なんて事も。
なるべくシンプルな式・文章で回答する
先ほどお話したとおり、テスト中の見直しに使える時間には限りがあります。
複雑な解答はそれだけ見直しづらく、時間もかかります。
英作文や数学の計算式などでは、可能な限りシンプルな記述にする事を心がけましょう。
シンプルにすることで見直し時に点検が簡単になるだけでなく、解答時にケアレスミスが減る効果も期待できます。
時間的に厳しいときは見直ししないのも戦略
理想を言えば、見直しする時間も見越して解答時間の計画を立てるべきです。
けれども、そうそう上手くはいかせてくれないのが本番のテスト。
想定していたよりも解くのに時間がかかっている場合には、勇気を持って見直しの時間を省く事も戦略の一つだと思います。
見直しのために解答に十分な時間を取れないなんて、本末転倒です。
事前の想定より解答が遅れてしまっている場合でも落ち着いてください。
「見直しに取っておいた時間の分だけ、まだ時間に余裕がある」位に柔軟に考えて、一呼吸おいてから解答を再開しましょう。
何よりも落ち着くことを大切に
最初の解答の際にきちんとした解答が出来ていれば、見直しは必要がなくなります。
ですから、落ち着きを保って解答する事がなにより大切。
これまでの自分の力を発揮できればそれで十分なんですから、テスト中は背伸びをせず、いつもどおりの行動を取ることを心がけましょう。
次の記事では、テストが終わった後の見直しについて書かせていただいています。↓
こちらも是非!