こんにちは、こんばんは。
受験生の漢字勉強について共有したいと思います。
勉強せずに受験を迎える人もいる部分ですので、差をつけられたら良いですね。
漢字の重要性
一点を争うのが入学試験
漢字の書き取り・読み取りは、出す大学は毎年出してきます。
3問であれば3点、5問であればきっと5点。
この点数が計算できるかどうかで、ひょっとしたら合否に影響するかもしれません。
少なくとも、試験中の気の持ちようは大きく変わってきます。
運の要素を可能な限り減らす為、こういった知識問題はなるべく落とさない様に準備すべきです。
他の科目で難問を解けたとしても、漢字の1点で泣く事はありえるんです。
また例え本番で知らない漢字が出て来たとしても、
勉強してきてる人の場合は
「勉強して分からないのなら仕方ない」
と早い段階で諦めがつきます。
自分が分からないことに、早く気付けるんです。
時間を無駄にしないことにもつながるんですね。
語彙を増やすのにも繋がる
現代文の勉強って、真剣にやろうとするとなかなか難しいですよね。
なかなか取っつきにくい。
だからってまさか国語辞典を最初から覚えるわけにもいかないですよね。
漢字の試験に出る言葉というのは、出題者が知っておいて欲しいと思う言葉です。
漢字を覚えると同時に意味も可能な限り覚える事で、語彙の幅が広がります。
ある意味で、漢字の勉強は一石二鳥と言えるんです。
漢字勉強のポイント
まず、一冊を通して解いてみる
特に、「コレじゃなきゃいけない」という参考書はありません。
大学受験用に周りの人にオススメされたもので、自分が読みやすいと感じる問題集を一冊用意しましょう。
問題集を手に入れたら、まずやるべき事は最初から最後まで解いてみる事。
英単語とか古文単語とかと違い、漢字って人によっては最初からある程度知っていることがあります。
本格的な勉強を始める前から分かっていた漢字は、今後あなたが忘れる可能性が低いもの。
ですからまず全部解いてみて、最初から知っている単語を除外してしまいましょう。
知らなかった漢字を、改めて最初から覚えていけば良いんです。
ここは個人差が結構あります。
けれども、全然解けなかったとしても落ち込む必要はありません。
漢字力の差は勉強次第で問題なく埋まる差ですから。
大丈夫です。
「何度も書く」ではなく「何度も解く」
私は、どんな分野の勉強でも極力書かないでやる事をオススメしています。
けれども漢字の書き取りは他の暗記モノと違い、多少は紙に書く必要があります。
頭の中でイメージ出来ても、鉛筆を持ってみると意外と書けないことがあるからです。
けれども、大切な意識は
「何度も書く」
のではなく、
「何度も解く」こと。
書けなかった漢字は数回書いてみて、最後に一回テストしてみてください。
それで書けたらもう次に進む。
それくらいの思い切りの良さが大切です。
ちなみに、書き順は、可能な限り正確に覚えた方が、かえって記憶しやすいと思います。
ハネとか止めとも正確に覚えた方が良いですが、あまり神経質になり過ぎない様にしましょう。
そして漢字の読み取りの方は、紙に書く必要はありません。
頭の中でやれば十分です。
なるべく、書かない。
一度にやるのはなるべく沢山
少ない漢字に時間をかけて完璧に覚えようとするよりも、
大量の漢字をある程度の精度で良いのでぱっぱと覚えていく方が効率が良いです。
どうせ完璧にやっても忘れます。
だったら、忘れても良いように毎回沢山の漢字に触れた方が良いんです。
可能であれば、書き取りは一回に50個とか100個とか。それ以上でも良いです。
読み取りは100個位は始めからやりましょう。
逆に言いますと、何回かやっても忘れてしまう漢字があったとしても、あまり気にしすぎないようにしましょう。
一冊を繰り返しやる
人の脳というのは、忘れるように出来ています。
せっかく覚えても1日経ったら大半の事を忘れてしまうんです。
だから、大切なのは忘れにくくするするよりも忘れても何回もやる事。
繰り返しやってすり込むことで、結果として忘れにくくなるんです。
だから同じ問題集を、何回も何回も解き直しましょう。
受験が終わる日まで、何回繰り返しても良いと思います。
繰り返しやっていると、だんだん解くのに時間がかからなくなってきます。
そうなれば、勉強を始める際のウォーミングアップにちょうど良くなるんじゃないかと思います。
何回やっても覚えられない漢字は、あなたが苦手な漢字です。
勉強が進んできたら、それらだけピックアップして覚えるようにしましょう。
最後に
「暗記」
と言われると拒否反応が出てしまう人も多いんじゃないかと思います。
けれど大切なのは、肩の力を抜いて「すり込む」こと。
何度も何度も目にするものは、脳も重要だと判断してくれます。
諦めずに、何度も。何度も。
細かい点数をバカにせず、着実にパワーアップしていきましょう。