こんにちは、こんばんは。
受験シーズンが近づいてくると、コタツが恋しくなりますよね。
自分の勉強机が無く、リビングでコタツに入りながら勉強する人もいると思います。
コタツでの勉強は、一般的にはあまりオススメされません。
けれどもコタツでどうしても勉強したい、勉強しなくてはいけないという人へ。
コタツ勉強に関してまとめてみたいと思います。
コタツ勉強の一般的な注意点
誘惑・雑音が多い
コタツが自分の部屋にある場合は別ですが、
大半のご家庭ではコタツはリビングにあると思います。
リビングでの勉強は、慣れていないととても難しいものです。
親兄弟の話し声やテレビの音。
それらを気にしないで勉強をつづける必要があります。
集中しにくい
コタツは集中力を保ちづらい場所です。
先ほどの誘惑の話もそうです。
そして更に、コタツの最大のメリットである「暖かい」事が、
私たちをリラックスさせすぎてしまうんです。
人の神経というのは、温まるとリラックスします。
お風呂に入ったときの事をイメージすると分かりやすいですよね。
あんまりリラックスすると、集中力が保てません。
また、リラックスしてくると今度は眠くなってきます。
コタツで眠ると脱水症状や便秘などにつながるばかりでなく、睡眠の質を落としたり生活のリズムを崩したりと良いことがありません。
姿勢が悪くなる
大体のコタツは、背が低いもの。
だからどうしても背中が丸まってしまいます。
長時間勉強しようとするとどうしても姿勢が悪くなってしまうので注意です。
コタツ勉強のメリットと工夫
それでも、どうしてもコタツで受験勉強せざるを得ない人の為に、コタツ勉強の利点や工夫点をまとめてみます。
一般的にはおススメしにくいコタツ勉強も、頑張っている受験生にはプラスに働く要素があるんです。
メリット
受験生にはメンタルケアになる
受験勉強を一人でやっていると、知らず知らずの内に精神疲労を起こします。
心が過度に疲労すると、些細なことで不安になったり、眠れなくなったりと、
もうボロボロ。
勉強に全然集中できなくなってきます。
これって想像以上に厄介な問題で、一度そうなるとなかなか回復できないもの。
時間に限りがある受験生にとっては、大きなロスタイムです。
場合によっては受験勉強そのものが継続できなくなる可能性だってあります。
だから、メンタルケアは本当に大切。
コタツで勉強することで、家族がそばにいる安心感が持てます。
「そんなに自分は子供じゃない!」と思う方もいると思いますが、
近くに誰かがいる安心感って、大人でも大切なものなんですよ。
また先ほどデメリットで紹介したリラックス効果は、
精神的に疲れている人には逆にプラスに働きます。
周囲の目を意識する
部屋で一人で勉強していると、誰も見ていないためついついサボってしまいがちです。
コタツで勉強していると回りに家族がいますから、ごろごろしたりしにくいもの。
結果としてかえって緊張感を保つことができ、意外と勉強が進みやすくなるんです。
工夫するべきポイント
慣れが必要
雑音がある環境で勉強をするには、ある程度の慣れが必要です。
周りに流されてしまっては、コタツで勉強なんて全然出来ません。
ただ、逆に慣れてしまえば、少しくらい雑音があった方が集中しやすいものです。
だから心配無用。
こまめに休憩を取る
コタツにずっといると姿勢が悪くなり、眠くなり…とデメリットが出てきます。
こまめに休憩を取り、コタツから出るようにしましょう。
どこで勉強していたって、どうせ集中力は1時間~1時間半くらいしか続きません。
こまめに出て気分転換をしていれば、生活にリズムも出てきます。
休憩の際には、外の空気を吸うのがおススメです。
リフレッシュできますよ。
家族との相互理解が大切
コタツ勉強は家族との相互理解が不可欠。
お互いに必要以上に気にしすぎないことが大切なんです。
テレビを我慢されたり…極端に音を出さないようにしていたり…
家族に必要以上に気を使われると勉強しにくいものです。
家族からしても、勉強している人がそばにいるとどうしても気を使ってしまいます。
家族ですから、言葉に出さなくてもお互いに気持ちは伝わってしまうもの。
そうやって過ごしていると、家庭内がギクシャクしかねません。
受験勉強にも支障が出ます。
自然に生活できるように、早い段階でお互いの気持ちを共有しておきましょう。
テスト形式の場合はなるべく場所を変える
普段の勉強はコタツで十分出来ますが、
テスト形式で時間制限を設ける様な場合には、場所を変えてやりましょう。
実践形式の時には本番と同じか、なるべく厳しい環境で行うべきです。
最後に
勉強の成功に必要なのは、継続させる事とそのためのメンタルケアです。
「これはしてはいけない」
とか
「ここでやってはいけない」
みたいに、自分を縛る発想はかえって逆効果。
自分の置かれている境遇を利用していかにプラスに変えるか。
そう考えると良いのではないかと思います。