浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

【きっと大丈夫】浪人生活を継続させる・成功させる考え方

 

こんにちは、こんばんは。

 

今回は浪人生に持って欲しい、考え方のコツを共有したいと思います。

 

ポイントは、「勉強を、わざわざツラいことにしないこと」です。

 

 

 

勉強を義務だとは考えない

これが一番大切だと思うので、一番最初に書かせていただきました。

浪人生が特になってしまいやすいのが、この考え方です。

「浪人生なんだから勉強しなくては」

なんて考えながら勉強していると、どんどんツラくなってきます。

 

確かに浪人生は、勉強することでしか自分の存在を主張できないところがあると思います。

必要以上に周りの目が気になってしまうものです。

 

そんな風に考えて毎日を過ごしていると、ただただツラいだけです。

つらい思いをするのは勉強中だけで十分。

自分を責めるような生き方は、あまりしない方が良いです。

 

勉強は義務ではなく、ゲームで言えば「レベル上げ」、スポーツで言えば「練習」。

やらなくてはいけないことと言うよりは、何かのために自分からすることです。

義務なんかよりも、もっと前向きなものなんです。

 

会社員だって自営業者だって誰だって、自分自身や大切な人のために働いています。

自分のやりたいことを実現したり、生活に必要なお金を手に入れたりするために働く。

そこに、良いも悪いもありません。

 

浪人生だって一緒です。

自分自身のため(ひょっとしたら家族のため)に勉強しているだけなんです。

自分のやりたいことをやったり、好きな学校に行ったりするために勉強する。

だから当然、良いも悪いも無い。

 

家族からの意見はともかく、他人の目や意見なんて、特段気にするに値しません。

大丈夫。

 

コツコツを楽しむ

積み重ねていく感覚を持つと、勉強を少し前向きに受け入れることが出来ます。

 

コツコツやるのって、正に「レベル上げ」「練習」ですよね。

 

いつかレベルを上げて強い自分になるために、頑張る。

それが積み重なっていくと、結構充実感が得られるものです。

 

自分で課題を立てて、コツコツとクリアしていくと、少しずつ自信がついてきます。

浪人生には自信が必要。

そして浪人生が自信を持つために一番良いのが、コツコツと頑張った自分の足跡を振り返ることです。

詳細は別途記事にしていますので、こちらも是非。

自信を持つために 3つのポイント - 浪人先生とちょっと一息

 

将来の自分が楽しく生活している姿を想像してみてください。

自信に満ち溢れていて、やりたいことをやっていて…

そのための修行として、今は前向きにコツコツとやっていきましょう。

大丈夫。

意味が無い様に見えるそのコツコツは、未来の自分とつながっていますから。

 

成長には時間がかかる

これまで勉強をしてこなかった人ほど、結果をすぐに求めがちです。

 

現役生の私が正にそうだったのですが、

 

「自分は”やれば出来る人”なんだ」

 

と思い過ぎてしまい、勉強したら成果が出るものだと思い込んでしまう。

だけど思ったよりなかなか力がつかないものだから、「自分はダメなんだ」と挫折してしまうんです。

 

 

確かにほとんどの人がやれば出来る人だと思います。

けれども、成果に結びつくにはどうしても時間がかかることも、強く念頭に置いておく必要があります。

 

諦めさえしなければ、失敗はしないものです。

これはすこし使い古された表現ですが、勉強に関しては本当に当てはまっていると思います。

 

嫌だと感じたら簡単なことから始める

 嫌だなあと思うことって、まず始めるまでに時間がかかりますよね。

嫌だなあ嫌だなあと思いながら、気づいたらついだらだら過ごしている。

 

そして

 

「明日から頑張る」

 

と自分に言い聞かせて一日が終わる。。。。

 

大げさでもなんでもなく、ほとんどの人がこうなる可能性を持っています。

 

だからこそ、勉強を上手く習慣づけるには「まず始めること」が大切なんです。

 

少しでも自分の抵抗感の少ないことからはじめましょう。

なんでも良いですから、まず勉強に片足突っ込んでみる。

 

それだけで、多くの人から一歩前へ抜け出すことが出来ます。

 

毎日のハードルを上げすぎない

「勉強は義務」の考え方もそうですが、肩に力を入れすぎてしまうのはホント良くありません。

特に浪人生は、現役のときにうまく行かなかったショックを抱えています。

もう二度と繰り返したくない気持ちが強すぎて、

「よしっ!毎日〇時間勉強するぞ!」

なんて感じで、一日に勉強量を詰め込み過ぎてしまうんですよね。

 

「次こそは成功させるぞ!」

という気持ちはもちろん大切。

 

けれど受験勉強の成功は「受験が終わる日までいかにうまく継続させるか」にあります。

あまり自分に厳しくしすぎず、継続可能な課題を自分に課す事がとても大切です。

 

このあたりの記事に、より詳しく書いています。こちらも是非。

「継続は力なり」を成功させよう - 浪人先生とちょっと一息

勉強計画は、時間ではなく量から決める - 浪人先生とちょっと一息

 

「うまく行かない」が当たり前と考える

 「自分に厳しくしすぎない」ことともつながりますが、毎日の生活の中で、成功することを求めすぎない事も大切です。

 

普通に生きていたら、うまく行かないことの方が多いものです。

それは浪人生でなくても誰でもそうですから、

 

「上手くいったらラッキー!」

 

位に考えていた方が気持ちが楽です。

犬も歩けば棒にあたる。

勉強もやり続けていれば上手くいくことが出てくると思います。

 

比較対象は他人ではなく過去の自分

 

他人と自分を比較するのも、勉強がツラくなる要因の一つ。

 

浪人生なら、現役で合格していった同級生たちと自分を比べてしまうものですよね。

自分を彼ら・彼女らと比較してしまい、その状況の差に落胆してしまう。

 

気にしないというのもなかなか難しいとは思います。

けれども少なくとも言えるのは、その「差」なんて、あっという間に埋まってしまうということです。

 

 

成長した自分が、彼ら・彼女らと方を並べる姿を想像しましょう。それは十分に実現可能な未来です。

 

今はそのために頑張る。

だから比較すべきなのは、一週間前、一ヶ月前、一年前の自分です。

 

「合格」を他人事にしない

浪人生は「自分は合格できる」というイメージを強く持つべきです。

 

特に全落ちした経験があると、気持ちを強く保つことが難しいもの。

私は合格体験記を沢山読むことをおススメしているんですが、前向きな気持ちを持っていないと、読めば読むほど落ち込んでしまいます。

 

実際の試験でも、周りの受験生に気後れしてしまいます。

 

気持ちで負けていると、本当にうまく行きにくいものです。力が出なくなりますから。

 

他の多くの人よりたくさん勉強しているのは事実なんですから、「自分だって合格できるんだ」と自信を持って頑張りましょう。

 

明るく、前向きに。頑張っていきましょう!