浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

【勉強を前向きに】テストをなるべくポジティブに考える

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こんにちは、こんばんは。

 

「テスト」と聞くと、条件反射的に嫌な気持ちになりませんか?

多くの人はそうかもしれません。

だからこそ、テストを前向きにとらえられたら、それだけで一歩抜け出せるんじゃないか。

 

そう思って、あえて今回はテストについてなるべくポジティブに書き連ねてみたいと思います。

 

 

 

テストは一発逆転が可能

テストは平等なもの

テストの良さは、テストに至るまでの経緯が一切関係ないところにあります。

 

授業をまじめに受けていようが、学校をサボっていようが、テスト当日に最高のパフォーマンスをした人が勝ちなんです。

 

もちろん、学校をサボることを勧める訳ではありません。大人でも子供でも、最低限のルールやマナーは守るべきです。

 

私が言いたいのは、それまでどんな生活を送っていたとしても、テストの時間中だけはみんな平等だということ。

 

よく、「勉強の苦労なんて苦労のうちに入らない」とか、「社会に出たらもっと大変だ」とか言う人がいます。

そういう人たちは、「社会には不平等なことや理不尽なことが沢山ある」と言いたいんじゃないかと思います。

 

私は自分の浪人時代がとても辛かったものですから、勉強が楽だとは全然思えません。

けれど、「テストそのものには不平等さや理不尽さは無い」ということは確かに言えるんじゃないかと思います。

 

テストは一発逆転可能

だからこそ、一発逆転が可能なのがテストなんです。

 

学生が受ける最大のテストは大学入試と言って良いですよね。

だから大学入試を例にとって話をします。

大学入試は、実施される時間や場所、出題範囲や試験料まで、事前に公表されます。

学生はそれに合わせて準備をして、試験当日を迎えるんです。

それまでどんな勉強をして、どんなルートを学生一人ひとりが辿ってきたかは問題ではなく、「出された問題にどれだけ上手に答えられるか」だけが重要なんですね。

 

かけた時間も、苦労も関係ありません。

自分に与えられた条件の下でどれだけ上手に準備できたかで、優劣が決まる。

 

(この辺については、↓の記事に詳しく書いています。是非こちらも!)

【スヌーピーから勉強する】境遇を気にしすぎない生き方 - 浪人先生とちょっと一息

 

だから、どこからでも巻き返せます。

そういう分かりやすさは、テストの長所だと言えると思います。

 

 

不正はテストの長所を損なう行為

不正は別です。

 

学校側が得点操作とか、事前の断りも無く一部の条件の生徒の得点にゲタをはかせるとか、そういった事をするのは問題外。

事前説明があったならまだしも、黙ってそういうことをやってしまったら、もうそれはテストとは言えないんじゃないかと思います。

 

学生側の不正も同じ理由で、もちろんダメです。

カンニングとか替え玉受験とか。

そういったものが横行しては、もうテストじゃなくなりますよね。

 

テストは「勉強してるアピール」の場

「テストで点が取れる」=「頭が良い」ではない

当たり前ですが、いわゆる「良い」学校に行く人が、頭の良い人という訳ではありません。

大学や高校は、入学条件のものさしにテストを使います。

ですから、いわゆる「良い」学校に行く人は、「テストで点を取るのがうまい人」なんですよね。

 

だから、頭の良し悪しで全てが決まる訳ではありません。

 

 

点を取る技術を磨く

テストで大切なのは、上手に点を取れるようになること。

 

サッカー選手とかでも、技術的には正直それほどでもないのに、点を取るのが上手い人っていますよね。

テストもそれと同じです。

 

 

「私は勉強をしてます」

「あなたが聞きたいことを私は理解しています」

 

そういった事をルールを守ったうえで上手にアピールするのが、テストという場。

そんなふうにフランクに考えて良いと思います。

 

抜き打ちテストは気にしすぎない

「抜き打ちテストの点数」=「実力」ではない

抜き打ちテストってたまにありますよね。

突然テストをやられると動揺します。

けれど、抜き打ちテストの点数自体はそれ程気にする必要は無いと考えます。

 

先ほど同様に考えると、学生のテストの一番の山場は受験ですよね。

受験は事前に試験内容や日時・場所が知らされているものです。

 

「すでに予定されている試験にどのくらい上手く準備できるか」

の能力を磨けば良い訳ですから、イレギュラーな抜き打ちテストの結果についてイチイチくよくよする必要は無いんです。

 

人それぞれに、勉強のペースはあります。

だからむしろ、抜き打ちテストに自分のペースを乱されないようにしましょう。

 

できなかった部分の復習に活用しよう

抜き打ちテストを有効利用するなら、やはり復習をきちんとやりましょう。

 

出来なかったのは頭が悪いからなんかじゃモチロンなく、準備をしていなかったから。

次は同じ問題でうまくいく様、しっかり復習をしておきましょう。

 

逆に事前に準備せずに解けた部分っていうのは、自分が得意な部分ですよね。

当てずっぽうで正解したんじゃなければ、自信を持って良いんではないかと思います。

 

最後に

テストはスポーツとかゲームの大会なんかと一緒です。

ルールや開催日時、場所なんかが決まってて、各々が当日最高のパフォーマンスをするために準備をする。

そんな感じで少しでも前向きに考えられたら良いかなぁと思います。