今回はお笑い芸人さん。南海キャンディーズの山里亮太さんの浪人経験について共有したいと思います。
プロフィール
出身地
千葉県千葉市花見川区 出身
出身大学
関西大学文学部教育学科(現在は総合人文学科)(1浪)
仕事
お笑い芸人として漫才の舞台を始めテレビ、ラジオ等でも幅広く活躍。
人物
高校生のときから元々漫才がやりたかったとのことで、関西大学在学中にNSC大阪校に入学。
卒業後様々なコンビを経て、南海キャンディーズを結成。M-1グランプリの活躍をきっかけとし一躍ブレイク。
人気芸人として活動されているだけではなく、ラジオパーソナリティーやナレーターとしても幅広く活躍している凄い人。
「山ちゃん」という愛称でも親しまれてますよね。
浪人時代
浪人突入時の経緯
現役のときは、大学の学部違いも含めて10回位入学試験を受けたんですが、どれも手ごたえがなく、合格することはできなかったそうです。
ご自身はそれを、「現役時代に全く勉強していなかったからだ」と評価されています。
全落ちが確定したときは、
「もう一年頑張って、来年やり直しだ」
くらいに思っていたそうなんですが、実は自分の受験の費用をご自身のお兄さんが全て払ってくれていたことをお母さんから知らされます。
「決してお金に余裕があるわけでもなかったのに‥」とお兄さんの思いを受け止め、気持ちを入れ替えて浪人生活を送ったそうです。
浪人時代は「とにかくやる」
現役時代に勉強していなかった自分を変えるため、浪人を始めてからは予備校の授業や自習室でとにかく毎日何時間も勉強をしたとの事です。
また、毎朝早くにティッシュ配りのアルバイトもやり、予備校代金の一部を支払っていたそう。
サボっているとそんな自分がどんどんダメに思えてくるため、とにかく自信を取り戻すために、毎日朝から晩まで必死に頑張ったそうです。
「脳みそはサボる言い訳を沢山思いつく」という考えがあり、それをどれだけ無視して耐えて頑張ることができるかが大切と考えているとの事。
また、浪人時代の経験があったからこそ、今の人生があると考えていらっしゃいます。「努力する癖が身についたり、努力が不安を取り除いてくれることに気づけたのは浪人時代があったからこそ」と、浪人が人生の転機になった方のひとりですね。
正に、「浪人時代は修行時代」という感じの方。
(出典:死ぬほど勉強、兄の陰の支え知ったから 山里亮太さん:朝日新聞デジタル)
受験は修行
大学は行く必要があるとかないとか、そういう次元で物事を考えてないなぁと、山里さんのエピソードからは感じられる気がします。
大学での経験なんて、活かすも殺すも自分次第。
そのための浪人生活だって、人生の修行だと考えれば決して無駄ではないはずです。
「浪人なんて無駄だ」
って言っている人は、大体がが浪人経験が無い人か、浪人しても残念ながら思うようにいかなかった人だと思います。
うまく行かない事は確かにあります。
でもそれは勉強だけに限らず、何だってそうです。
「頑張れば絶対大丈夫」な世界なんて、この先なかなかないんじゃないかと思います。
そういう意味では、受験だって他の分野と何も変わりません。
だから必要以上におびえずに、
「せっかくの人生だから楽しいことをする、やりたいことをする。だから頑張る。」
位の気持ちでいれば十分だと思います。
ただ、そのためにどういった努力をしてどういったリスクをとるのか。
浪人時代ってそういったことを考えるきっかけになる、非常に貴重な時期だと思います。
浪人経験を活かすも殺すも自分次第。
浪人生はどうか後ろ向きにはならず、せっかくだからと思いっきり頑張って、活きた浪人生活を送ってほしいです。
明るく、前向きに。頑張っていきましょう。
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