浪人先生とちょっと一息

元浪人生の会社員が、受験やその他諸々について書いています。ちょっと一息ついて行きましょう。受験生はもちろん、そのご家族の皆さんにこそご覧いただき、少しでも役立つ部分を持って帰っていただきたい。そう思って書いています。

【劇的に向上】現代文の得点アップ勉強法 ~論説文①基礎力編~

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 こんにちは、こんばんは。

 

「現代文」の勉強って言われて、ピンと来ますか?

普段からやっている人って、受験生以外ではあまりないんじゃないでしょうか。

 

他の科目と違って、勉強せずになんとなく解いていても、ある程度正解できるのが現代文。

だから偶然自分が読みやすい内容なら高得点できるし、自分に合わない文章なら全然解けなかったりしますよね。

 

学校の勉強であればそれでよいかも知れません。

けれど入試を最終的に見据えるのであれば、それでは不十分。

 

どんな問題を解いても得点が安定するよう、今回は現代文の勉強とテスト対策についてお話をします。

 

勉強をきちんとする人が少ない科目なので、実は差をつけるチャンス科目だったりします!

 

今回はテスト問題の題材にされやすい、「論説文」について触れます。

 

 

論説文問題で問いたいこと

論説文問題を用いて、主に出題者が問いたいのは「文章の趣旨」「指示語の指し示すもの」の二つです

それぞれ、確認していきます。

 

文章の趣旨

これが最大のポイントですね。

論説文は、筆者が自分の主張を伝えたくて作成しています。

自分の主張を色んな人に理解してもらうために、文章を使って論理的に説明を行うんです。

 

だから論説文を問題に出す時には、文章を通じた「主題」を理解しているかを、出題者は一番問いたいんです。

 

 

指示語の指し示すもの

指示語とは「これ」「それ」「あれ」のように、文章で前に出てきたことを指し示す言葉。

「こそあど言葉」なんていわれたりもします。

 

文章が長くなってくると、どうしても同じ言葉を繰り返さなくてはならないことが増えます。

 

同じ言葉を繰り返し使うとくどくなったり、長い表現であれば文章自体が読みづらくなったりします。

 

こういったことを避けるために、繰り返し出てきた言葉を指示語に置き換えるんです。

 

指示語が何を指しているのかが分からないと、文章がきちんと読めません。

 

出題者はきちんと文章が読めているかを問いたい。

だから、指示語の指し示すものを問題にするんですね。

 

 

地力をつける~日常の勉強で取り組むべきこと~

論説文の一般的な構成を理解する

一般的には、論説文は「序論→本論→結論」で構成されています。

 

自分の主張を相手に効率よく説明しようとすると、どうしてもこの構成になってくるんです。

 

変形しているものも時折ありますが、基本を押さえることで対応できますので安心してください。

 

序論

筆者が、自分が問題に思っている事や主張したい事柄を提起します。問題提起と言われます。

ここにいきなり結論までを書くパターンも多くあります

結論を書いて、筆者自身のスタンスを読者に先に伝えてしまった方が、その後の説明がしやすいからなんです。

 

本論

本論では、筆者の主張について様々な方法を用いて具体的な説明を行っていきます。

証拠として事実を列挙したり、具体例を用いたり、自分の体験談を書いたり。

自分の反対意見を書いて、反論するような方法もあります。

 

ここで、筆者は自分の主張を読者に説得するんです。

 

結論

最後に、筆者の主張・結論を記します。

序論で既に主張が書かれている場合でも、再度ここで主張を書くことで、文章を締めます。

 

大切なのは序論と結論

こうしてみると、

「文章の趣旨を捉える上で重要なのは、序論と結論である」

という事が分かります。

 

「じゃあ本論は必要ないのか?」

と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

誰かを説得するためには、自分の主張だけでは不十分です。

 

自分の言いたいことだけ言う人って、乱暴で自分勝手だなと思いませんか?

そんな人の意見は信用できません。

 

人は、信用できる人の意見を聞きます。

だから本論で説明を尽くして、読者の信用を得るんです。

 

本論が充実することで、初めて効果的な論説文になるんですね。

 

 

段落ごとに要点をまとめる

構成が分かったら、今度は段落ごとの内容に着目します。

その段落が果たしている役割を意識する事が大切です。

 

段落ごとに、

「主張を述べている段落」

「主張の説明をしている段落」

どっちなのかを意識して要約する。

 

その要約をつないでいけば、文章全体の要約になります。

 

要約をチェックしてくれる先生が、近くにいると良いですね。

 

一般常識の勉強も大切

論説文を読む時には、一般常識が理解できているかも大切です。

論説文内で筆者は、自分の主張を理解してもらうために丁寧に説明をしてくれます。

 

けれども、筆者と読者で、既に共通の理解ができていると思われる事については、説明をしてくれません。

 

常識的な事までイチイチ説明していたら、いつまでたっても論説文が終わりません。

それに、「こんな事イチイチ説明しなくて良いのに」という事が出てくると、読む方だって読みづらいですよね。

本当に説明したい事が埋もれてしまいます。

 

だから、

「そんなの常識でしょ〜」

という感じで、前提としてしまうんです。

 

一般常識は、なかなかすぐに身につくものではありません。

ニュースを見たり、本や新聞を読んだり。

また、学校の先生を始めとする大人たちの話を多く聞くことも大切ですね。

 

どこまでの知識が一般常識とされるかは、テストのレベルによって違います。

 

テストを作る側が、学生に求めるレベルによって、前提とされる知識のレベルの違う論説文を選ぶんです。

 

例えば、医学部と文学部とでは、学生に求める学力の種類が違いますよね。

だからテストの題材に選ばれる文章の質も、それぞれ違うんです。

 

普段から自分の志望する分野ついては、アンテナ高く情報収集を行うようにすると良いですね

 

まとめ

 論説文の読解力を上げるために、今回は論説文の考え方と、日ごろから行うべきことを共有しました。

少し全体に長くなってしまうので、実際のテスト時に行うテクニックについては、別の記事で説明したいと思います。

 

今回触れた内容は、あなたの地頭を強くする分野です。

現代文の力がつくと、他の科目にも好影響が出てきますから、地道に勉強をしていきましょう!

 

明るく、前向きに。頑張っていきましょう!

 

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