浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

【休まないのが吉】受験生の年末年始の過ごし方について

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こんにちは、こんばんは。

 

「受験生に正月なんて無い!!」

 

私の時は学校の先生等からこんな感じで言われていました。

 

確かに、受験生にとっては年末年始年始の時期って本当に正念場です。

どちらかと聞かれたら「休まないのが吉」と、私は答えます。

 

 

 

「休まないのが吉」な理由

ルーティンを崩さないのが一番

この時期まで受験生活を続けているのであれば、あなたの中に毎日の生活サイクルがある程度出来上がってきていると思います。

毎回欠かさずに続けていることを「ルーティン」というのですが、できればこれは崩したくありません。

 

ルーティンは行うことで脳が「あぁ、いつもどおりだ」と安心します。

精神的に安定するんです。

 

どんなルーティンでも続けることで効果を発揮しますから、数日だけとは言っても中断しない方が無難なんです。

精神的に戻ってこれなくなる

受験生はやはりモチベーションが重要。

気持ちを維持するため、それまでの人生では考えられないくらい自分に厳しく過ごしているものです。

 

常に張り詰めた精神状態ですから、少しアメを自分に与えるだけで気持ちがユルんでしまう可能性があるんです。

 

一度ユルんだ気持ちを元に戻すのは、気持ちを維持するより非常に大きな精神力が必要になります。

この時期にあまり辛い思いをしてほしくありませんから、いっそ休まないほうが良いと私は思うんです。

 

休まなかったことが自分の自信につながる

受験ってとにかく孤独だし、プレッシャーや緊張に押しつぶされそうになる毎日です。

 

試験当日、緊張でパニくることだってありえます。そんな時に自分を支えてくれるのって、自分自身しかいないんですよね。

 

だからとにかく、「自分ならできる」と思えるくらい頑張った記憶が大切なんです。

 

実際には年末年始に少しくらい休んだからって、不合格になるわけではありません。

継続した努力に裏付けられた力は、そんなすぐに消えるようなモロい物ではないです。

 

けれど、どうしたって不安にはなる。

そんな時に、

 

「暮れも正月も、私は頑張ったんだ」

 

そう思えるだけで、不思議と力強く思えてくるものなんです。

 

休む場合には

いくら休まないほうが良いとわかっていても、そこは人間です。

ちょっと位、年末年始気分を味わいたいものですよね。

 

そこで、「どうしても休みたい!」というあなたに、守ってほしいポイントを共有させていただきます。

完全休暇は最大でも2日間だけにしよう

まず、勉強から完全に離れるのは長くても2日にしましょう。

大晦日と元旦くらいは頭の中を空っぽにしても良いのではないかと思いますが、それ以上続けると本格的に受験生活に戻るのが辛くなってきます。

 

ここは自分に厳しく。

心を鬼にして、なんとか勉強に戻るようにしてください。

できれば暗記等の反復作業はやろう

どうせ休むなら、一日完全に休みたいところすけれど、もし気持ちに余裕があるのであれば、毎日続けている反復系の勉強はやるようにした方が吉です。

具体的には、英単語や古文単語の暗記系のもの。

それ以外の「問題を解いたりする時間」を休むようにするだけにすると良いです。

 

これまで継続していたことが途切れないように工夫する。

そうすることでやりきった自信もつくし、休んだ後に勉強に戻っていきやすいです。

 

夜更かしは厳禁で

体調管理はこの時期の最重要課題。

寝不足は健康にとって最悪です。

また、生活のリズムが崩れることも避けたいため、夜はなるべくいつもどおりの時間に就寝するようにしましょう。

 

テレビでお正月特番なんかもやってますから、寝るのはなかなか辛いところですが。。

なんとかここは、受験生として守ってほしいところです。

 

最後に

年末年始は、多くの人が休む時間です。

そんな時に自分は休まないで頑張るって、とても精神力が必要。

 

けれどここはポジティブに考えましょう。周りに差をつけるチャンスだと。

後から思い出せば、頑張った記憶は自分にとっての宝物になります。

 

ここまでくれば、もう少しです。

 

もう少しだけ歯を食いしばって、一緒にがんばっていきましょう。