浪人先生とちょっと一息

現役時代全落ち→一年間の宅浪→早稲田政経→金融機関に就職の会社員が、受験やその他について書いています。ちょっと一息ついて行きましょう。

宅浪を成功させるポイント【現役時全落ちした一般人でも早大政経に】

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「宅浪で何とか頑張っているけど、ホントにこの先大丈夫なんだろうか…。。。」

 

宅浪生なら、痛いほどに分かる気持ちですよね。。。

 私も、浪人時代に宅浪を選択した一人でした。

 

毎日が、孤独と焦りとの闘い。

 

多分これまであなたの周りに宅浪をしている人、経験した人なんてほとんどいなかったんじゃないかと思います。

 ほとんどの人にとっては他人事である宅浪生活。

それだけに、いざ当事者になってみると相談できる人がホントいない。

 

「宅浪なんて成功しないよ」

「どうせ宅浪は失敗するから」

「浪人するなら予備校に通うのが当たり前でしょう」

 

なんて心無い言葉を受けて、すっかり自信をなくしてしまう。

 

孤独と、「このままで大丈夫なんだろうか。。」という焦りとで、本当に毎日の様に諦めてしまいそうになる。

 

けれど、宅浪を経験した私ははっきりと言えます。

宅浪は大成功の可能性を秘めていると。

 

少なくとも、

「自分の実力以上の大学に行くために、ほぼ誰にでも取ることができる手段」

であることは確かです。

 

実際私は、「宅浪したからこそ、大学生になれた」と今でも思っています。

 

あなたが苦しんで悩んで、泣きそうになりながら歩いているその道の先には、明るい未来は確かにあります。

だから、諦めてほしくない。

諦めさえしなければ、ホントに道は開けてきます。

 

そこで、実際に宅浪を経験をした私目線から「宅浪を成功させるためのポイント」を共有させていただきたいと思います。

 

ちなみに、私自身のことを書いておきます。

・現役時代は早慶上智からMARCH、日東駒専、大東亜帝国まで一応受験するも全落ち

・現役時にまともにやった勉強は、英単語帳くらい(もちろん覚えきれては全然ない)

・英語以外の科目はほとんどまともに勉強せず

・浪人開始時はセンター英語5割~6割取れれば良い方

・経済的余裕が無かったためアルバイトをしながらの宅浪 

・浪人時の受験では早大政経、早大社学、早大商、早大文、明治政経に合格

 

 上記のような感じです。

浪人開始当初は、他の浪人生と比べてもレベルはだいぶ低かったのではないかと思います。

正直、特に並外れて頭が良い訳でもなく、父親からはほとんどニート扱いを受けていました。

 

宅浪を選択するしかない状況の方であっても、少なくとも私大受験で大成功することは現実的に可能であると思います。

 

宅浪をしているが悩んでいる人、宅浪をしようかどうしようか考えている人の参考になれば幸いです。

 

 

 

1.宅浪は続けられれば成功

宅浪を選択すると、卒業した瞬間にこれまでの生活から切り離されます。

世界が一変し、自分ひとりの世界に入ることが増えます。

 

というより浪人、特に宅浪を選ぶのであれば孤独と向き合う覚悟が必要です。

宅浪期間中は家族等のごく一部の人としか関わらない事がどうしても前提となります。

 

これはなかなか辛く、中途半端にやっていると、精神力が続かなくなります。

 

その代わり、一年間続けられれば学力はものすごく向上します。

後程触れますが、宅浪はとても合理的で無駄が少ない手段ですから。

 

修行期間だと割り切って一年間やり遂げることができれば、合格に大きく近づくことができると、まず念頭に置きましょう。

 

今宅浪をやっていて悩んでいる人は、とにかく諦めずに続けるのが一番大切だと思ってください。

 

 

 

苦しいのは頑張っている証拠。

乗り越えた数だけ大きく成長できます。

 

2.自分でスケジュールを作れる

宅浪の最大のメリットは、スケジュールの自由度の高さです。

 

学校でも予備校でも、授業のペースに合わせるのって、実は凄く無駄が多いんです。

 

予備校に通っている人は、授業の予習復習にとても多くの時間を費やさなくてはいけません。

正直これは時間のロスがとても大きい。

予習復習に時間を取られて、他に何もできなくなる人もいます。

 

授業は、100%自分に必要な部分だけをやってくれる訳ではありません。

 

自分に必要のない部分はなるべく簡単に済ませ、自分が必要だと感じた勉強を繰り返しやった方が絶対に効果的です。

 

そして今はインターネットの時代。

ネットを通じて必要な勉強方法や参考書の情報はいくらでも手に入ります。

 

 

少なくとも、この記事にたどり着いているあなたなら全く問題ありません。

「情報戦だ!」なんて難しく考えなくても大丈夫。

ちょっと検索すれば誰でも同じだけの情報が手に入りますから。

 

 

3.自己管理のポイント

宅浪生は、24時間を自分の好きなようにアレンジできます。

自由が最大のメリットである一方で、そこに大きな不安を感じる人も多いですよね。

 

「だらけてしまわないか心配だ、、、」

「自分でスケジュールなんて立てられないよ。。。」

 

そんな風に悩んでいるあなたが成功になるべく近づくために、私が大切だと考える予定管理のポイントを挙げます。

 

遊びのある予定を

よく、宅浪には完璧な自己管理能力が必要であり、自分を律する強い精神力が必要だと言われます。

 

けれど、私にはそうは思えません。

むしろ完璧主義は宅浪には向かないと、自分でやってみて強く思います。

 

真面目な人ほど毎日ガチガチのスケジュールを組み、それを達成しようと考えます。

 

けれど、これが一番良くない。

 

自分で立てた計画は、必ずと言っていいほど失敗します。

やる気のある時に立てた計画ほど、その傾向は強いです。

 

だからなるべく、余裕のあるスケジュールを意識して立てましょう。

 

例えば1週間を一つの勉強サイクルにして、その内1日は予備日に

予備日は空白にして、具体的な予定を入れない様にする。

 

そして残りの6日間でやり切れない部分やもう少しやりたい部分が出てきたら、その1日をその学習に充てる様にするんです。

 

もし順調に計画が進めば、その1日は思い切って休みにしても良いと思います。

 

このスタンスで1日のスケジュールも組み立てていくと、無理のない計画が立てられます。

 

先ほど言ったように、続けることが何より大切

 

肩の力を抜いたくらいが、浪人生にはちょうど良いのかも。

 

 

朝型人間になろう

朝型か夜型かと言われたら、断然朝型がオススメ。

 

目標である入学試験は大抵が朝からやります。

だから午前中から頭を使うことに慣らしておいた方が良いんです。

 

また、朝規則正しく起きているだけで、周りの人は結構安心します。

 

後にもかかせていただきますが、家族を安心させて信頼を得ていくことも宅浪には必要な事です。

 

どうせなら

 

「あいつ、ストイックに頑張ってるな~」

 

と、家族には思ってもらいましょう。

 

ただし、睡眠時間を削る発想は原則持たないようにしましょう。

睡眠は本当に大切です。

睡眠不足は脳を披露させ、冷静な判断力を奪います。

 効率だって驚くほど下がる。

 

成績が上がらなかったとしても、睡眠時間を削っては絶対にダメです。

理由は他にあるはずです。

 

詳しくは↓もご覧ください。

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なるべく毎日全教科を

勉強は「忘れては覚えなおし、忘れては覚えなおし…」の繰り返しです。

 

繰り返すことが何より重要であり、普通の人でも繰り返すことで徐々に知識が頭から抜けないようになっていくのだと思います。

 

だから、毎日なるべく全科目をやっていった方が無難。

特に英単語・文法や古文単語・文法、日本史や世界史などの暗記モノは毎日繰り返しやることを前提にすべきです。

各科目に対し自分の中での重要性を決めて、やるべき量を決めていきましょう。

 

目標はなるべく具体的に立てよう

「自分は今どれくらいのレベルにいるんだろう。。」

宅浪をしていると、こういったことが心配になってきます。

 

周りに受験生が全然いないため、受験勉強のペースが分からなくなるんですよね。

だから、毎日の勉強スケジュールといった小目標だけでなく、数か月単位の中目標を作ることも大切です。

その際に注意したいのは、目標をなるべく具体的に設定すること。

 

「〇月までに偏差値○○を取る!」

 

という目標は確かにやる気にはなるかもしれませんが、具体性がありません。

具体性が無い目標を掲げていると、行動を起こすことが難しくなります。

「偏差値を上げる!」と言ったって、「じゃあ、何をすれば良いの?」ってなりますもんね。

 

だからここはなるべく具体的に、やるべき勉強の量で目標を決める。

 

「今月中に、ここまで終わらせる」

「この参考書は、〇月〇日までに終わらせる」

「〇月以降は、この問題集を中心に取り組む」

 

みたいな感じで。

これは毎日の勉強計画を立てる上でも重要なことですので、参考にしてみてください。

 

ペースメイカーとして模試を定期的に受けるようにするのも良いと思います。

けれども模試はあくまでも模試。

くれぐれも「模試のための勉強」になってしまわないように注意しましょう。

(詳しくは↓の記事も是非。)

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朝は問題演習、寝る前は暗記

これは少しテクニカルな話です。

 

人の脳は体と一緒で、朝起きた時が一番リフレッシュされて元気です。

だから朝の時間帯に頭を使う勉強を当てるのが一番効率的。

数学の問題を解いたり、英語・国語の長文読解をしたり。

頭がさえているうちに、こういった勉強をどんどんするようにすると良いです。

 

そして逆に、寝る前は暗記モノを。

人の脳は寝ている間に、その日仕入れた情報を整理し、記憶を定着させると言われています。

ですので、眠る直前に暗記モノを行いすぐ眠るようにすると、記憶の定着率は凄く良いんです。

理想を言えば寝る直前に暗記をしてすぐに寝るのが一番良いのですが、それが無理な人でも寝る30分から1時間前位に暗記モノに取り組むと良いです。

 

4.友達は少ないほうが良い?

宅浪にとって、友達の充実した生活の話を耳にする事はとても辛いです。

ましてや、遊びの誘いなんて拷問に近い。

気分転換になると思うかもしれませんが、そんなこと全然無いです。

 

自分だけが浪人生だったりすると、一緒に遊んでいても劣等感で気分転換どころではなくなります。

 

「そんなことない!」

 

と思う人もいると思いますが、友達ともそれなりに会いながら宅浪を成功させられる人は、よほど精神力が強い人だと思います。

図太さがあると言うか。

 

そういった意味では、ひょっとしたら友達は少ない方が成功しやすいかもしれません。

 

友達が沢山いる場合でも誘いを断れる勇気が無いと、宅浪なんてバカバカしくなって続かないと思います。

 

友達にはきちんと説明して、合格してから思いっきり遊びましょう。

 

 

5.「必要な勉強時間」なんて気にしない

よく、「合格するにはどれくらい勉強すれば良い?」なんて事が聞かれますよね。

確かに、

 

「現役生で後半年に受験が迫っているけど、なんにも勉強していない」

 

こんな感じの人は絶対的な必要勉強時間を確認すべきかも。

 

けれど宅浪を始めとする浪人生は、これを気にする必要は基本的にはありません。

 

医学部受験等ごく一部を除けば、1年あって時間が足りないと言う事はないと思った方が良いです。

それに、勉強時間の量が合否に影響するのであれば、高校一年生の時からコツコツと勉強している人にはどうやったって勝てません。

(詳しくは、下記の記事もご参照ください。)

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受験までにやるべき勉強量を把握し、それを受験までの期間で逆算して一日の勉強量を決める。

これをせずにただ漠然と勉強をしてしまうので、最終的に時間が足りなくなってしまうんです。

 

それでももし足りないと感じるのであれば、勉強スタイルを見直すべき。

それが無理なら、とても辛いですが一度志望校を見直す必要もあると思います。

 

6.家族との関係は重要

宅浪生は、生活の大半を家族と過ごします。

ですから、家族と険悪な状態だと勉強もままならなくなってきます。

 

宅浪のメリットを最大限に生かすには、自宅で勉強できるサイクルを確立すべき。

 

先ほども少しお話ししたように、家族とはコミュニケーションを取って良い関係を保ちましょう。

家事などの一部を分担するのも、気分転換には良いと思います。

 

家事に時間を使ったとして、それが原因で受験に失敗する事はありません。

冷静に考えて、勉強に費やせる時間はそれでも沢山あるんですから。

 

7.不安は勉強でしか解消できない

宅浪をしていると、自分の悩みを共有できる人が全然いません。

一人でいると、時には不安でたまらなくなる。

 

そんな宅浪が不安を解消する一番の方法は、さらに勉強する事。

これが非常に辛いところですが、逃げずにやるのが精神衛生上も一番良いんです。

 

逆にここを乗り切ることが出来れば、大きな成長が期待できます。

 

受験が怖くなった時には、この記事↓も読んでみていただけると嬉しいです。

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また、多くの宅浪生が悩む「宅浪とニート」について↓も、良ければ是非。

www.roninsensei.com

 

8.宅浪とお金について

宅浪は、勉強にお金がかかりません。

これも大きなメリット。

 

さらに予定を自由に組み立てられますから、必要に応じてアルバイトをしながらだって勉強できます。

 

私はこれも、大きなメリットだと思います。

経済的な理由で進学を諦めようとしている人は、宅浪を選択肢として真剣に検討すべきです。

 

実際にアルバイトをしながら宅浪している人は沢山います。

インターネットが発達して、誰でも情報を簡単に手に入れられる現代であれば十分に可能。

 

自分が家族を養っていかなくてはならないのであれば、おそらくアルバイトしながらの宅浪は難しいでしょう。

けれどそうでなくて、入学金等まとまったお金が用意できないことが進学を諦める理由であるなら、1年間アルバイトしながらの宅浪も断然ありです。

 

私はほぼ1年間、朝から夕方まではアルバイトをしながら宅浪をしました。

 

実家に経済的余裕がなかったので、

「高校を卒業したのに1年間全くお金を稼がない」

という訳にはいかなかったんです。

 

もちろん勉強にかけられる時間が減りますから、慎重に考えるべきです。

 

でも勉強だけだと精神的に結構キツイですから、多少のアルバイトは宅浪にはむしろオススメできると思っています。

気になる方は下記の記事↓も読んでみてもらえると嬉しいです。

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仕事しながらの勉強って、ある程度までなら生活にハリが出て良いんです。

 

ただし、あんまりがっつり働くのには危険。

勉強があくまでも中心ですから、バランスには注意です。

 

その他に勉強にあまりお金がかからずコスパが良い勉強法として、インターネットを使ったものがあります。

 

先ほどお話しした通り、自分に不要な部分は飛ばして必要な部分を何度も勉強するのが効率的であり、インターネットを上手に使えばそれが簡単にできます。

 

↓の記事も参考にしてみてください。

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9.まとめ

何よりも、自由なのが宅浪のメリット。

 

自分で考え行動しやりきることができれば、人生経験を積みながら大逆転する必殺技にもなり得ます。

何が大切か自分自身に問いかけながら、必要に応じて検討してみてください。

焦らなくて大丈夫。

 

一緒に、やってやりましょう。