こんにちは、こんばんは。
定期テストの時期になると、必ずと言って良い程耳にします。「勉強してない宣言」。
私の時代にもいました。これを言う人って、大体良い点を取るんですよね。
「信用ならないヤツだ」
と、ずっと思ってました。
けれどなんでいつの時代も、こういう人達はいなくならないんでしょうか。
大人が今さら真剣に考え、「勉強してない宣言」する人達を、2つのタイプに分けてみました。
勉強してない宣言の2タイプ
1.嘘をついているタイプ
こいつは許し難い。嘘をつく理由は明白。
自分のハードルを下げるためです。
勉強していないと言っておけば、いざテストの点が悪かったとしても、勉強をしていないせいにできます。
そして点が良ければ、
「勉強してないのにできた!」
って少し自慢できます。
保険をかけてるんですね。
腹が立つのはこのタイプの人たち。
けれど、嘘をついていない人もいるんじゃないかと、私は思います。
2.正直に言っているタイプ
正直な気持ちから、「勉強してない宣言」をする人達。
この人達は、かなり手強いです。
というのも、この人達はかなり頑張って勉強をしている可能性が高いんです。
「やっぱり嘘つきじゃないか〜!」
と思いました?
違うんです。
このタイプの人たちは、理想の自分と現実の自分を比較し、「勉強できてない」自分を責めているんです。
自慢では決してない。
自分が出来ているところじゃなく、出来ていないところに目が向いてるんですね。
本気になると分かっていく、自分の位置
まだ何も勉強していない人や、勉強を始めたばかりの人は、
「何が分からないかも分からない状態」
です。
そして成績トップを取る様な人たちと自分との差がどれくらいあるのか、全く見当もつきません。
けれど、本気になって勉強を続けていくと、
「自分がいかに今まで勉強してなかったか」
「目標までの差がどれだけあるか」
徐々に分かってくるんです。
そうすると、自分が出来てないところの方にばかり目が向いてくる。
あれ程バカにしてた「ガリ勉」が、いかにすごいヤツだったのかを思い知らされます。
「ガリ勉」の凄さ
クラスメイトにいわゆる「ガリ勉」がいるというあなた、その人を決してバカにしてはいけませんよ。
その人は、少なくとも勉強で努力をしてる人です。周りの人が遊んでいる時も、地道にコツコツと。
良い悪いは置いておいて、バカにされる対象では決してない。
浪人すると、この事を恐ろしいほど痛感させられます。
私は毎日毎日、机に向かいながらザンゲしていました。。
もし「ガリ勉」をバカにする気持ちが心にあったら、あなたはまだ、勉強に本気にはなってないのかもしれません。
危ないかもしれないですよ。
他人は他人
いずれのタイプにせよ、「勉強してない宣言」にイチイチ怒ってる場合じゃないです。
他人は他人。
放っておきましょうよ。
早く、自分の目の前の事に真剣になりましょう。