こんにちは、こんばんは。
勉強を始めたての人がついついおちいりがちなのが、勉強の「質」を求めすぎること。誰だって、どうせ勉強するなら効率良く成績を上げたいですもんね。
これ、実は結構危険なんです。
今回はその理由と、じゃあどうすれば良いのかを、例を挙げながら説明させていただきますね。
質を求める危険性
例えば、あなたが今日から野球部に入るとします。
(野球をやったことがなければそのまま想像していただいて、野球経験者なら始めた当初の事を思い出しながら聞いてくださいね。)
あなたはいきなりレギュラーになり、週末に公式戦のスターティングメンバーで出ることになりました。
監督からいきなり言われるんです。
「綺麗なスイングで、ホームランを打ってこい!!じゃないと許さん!!」
…それは無理ですよね。パニクりますよ、そんなの。
野球を始めるんだったら、まずバットの振り方から学びます。人によっては、握り方からかもしれません。
それである程度振り方が分かったら何度も何度も素振りをします。一回一回フォームを気にしながら、振り続けます。
学校のグラウンドとか公園とかで、野球部の人がバットを振っているのを見た事あると思います。
何度も何度も。手に豆ができても。雨が降っていても。今日試合でヒットが打てたとしても。
上手くなりたいと思ったら、ホントに何度も何度も素振りをします。
そうやってバットの扱いを覚え、上手にヒットを打ったり、ホームランを打てたりするようになっていくんです。
無駄のない綺麗なスイングなんて、すぐにはできません。沢山の努力のうえに、初めて身につくんです。
それは少し想像すれば、分かると思います。
けれどもなぜか勉強に関しては、皆さんそういう感覚を持てません。
周囲の、
「こうすれば、すぐに成績が上がる」
「勉強は量より質だから、効率よくやれ」
こういう言葉に乗せられて、上手に勉強をしようとしてしまうんですよね。
もちろん、上手な人のマネをする事はスポーツでも勉強でもとても大切です。
効率よくやるのだって、ホントに大切。
でもこれは念頭に置いて欲しいのですが、自分で考えながら、努力し続けた事でないと、残念ですが身にはつかないんです。
どうせ勉強するなら、身につけないと損ですよね。
質を高めるには
「じゃあどうすれば良いのか」
なんですが、
大切な事を端的に言いますと、
「正しいやり方を聞き、それを何度も何度も繰り返す」
これに尽きるんです。
「結局効率良くやれってことじゃないか!」
と思われたあなた。そうではないんです。
効率に目を向けるのではなく、何度もやることに重点を置くべきなんです。
効率の良いやり方は前提として不可欠。信頼できる先生や周りの人に沢山話を聞いて、自分で何度も試しましょう。
くりかえしながら、間違っている点、無駄な点が無いか都度検討し、修正していくんです。
これは人に言われたのでは身につきません。ホントに残念なんですが。。。
勉強もスポーツ同様に高みを目指せば、すぐに成果は出ません。辛い事もあるんですが、一緒に頑張りましょう。
人の話を聞く大切さ
繰り返す事は、冷静に考えれば誰にでもできます。自分が行動するかどうかですから。
ただ、
「ホントにこれであってるんだろうか」
「このまま続けてて大丈夫だろうか」
こういう思いが邪魔をして、私達は何かを続けることができなくなるんですよね。
だから、「独学だ〜!」と言って、自分一人で勉強するのは危険です。たまたま上手くいったとしても、それは運が良かったから。
運の要素も確かにあります。
「モッてる人」がいる事も私は否定しません。
でも、
大切な勉強を、運みたいな自分でどうにもならないモノだけに任せて、良いんでしょうか。
ベストを尽くしたとは言えませんよね。
一人でやるのではなく、信頼できる人の話を素直に聞く事はとても大切なんです。
信頼できる本でも、インターネットであればサイトでも良いですね。
多少自分勝手でも、遠慮せずに周りの人や物を利用しましょう。
まとめ
結局、精神論みたくなっちゃいましたね。。
でも、勉強の成功には精神、つまり「やる気やモチベーション」がとても大切な部分を占めてると思います。「才能」は、イメージほどそんなに大切じゃないです。
試行錯誤しながら、何度も何度も繰り返していると、自然と勉強の「質」は高まってきます。初心者が無理に効率を上げようとしても、無理なんです。
身の回りの人に聞きづらければ、私で良ければいつでも力になります。
あなたが頑張るつもりなら、答えられる事は答えますし、調べられる事は調べます。
努力は、いつからでもできますよ。それは心配しなくて大丈夫。
他人と自分を比べて焦ってしまったり、勉強のやる気をなくしてしまったり…勉強を続けるのって周りが言う以上に大変です。
けれども少しでも明るく、前向きに。
頑張っていきましょう!