こんにちは、こんばんは。
勉強を始める時の悩みの一つが、英語や古文などの単語の暗記だと思います。
「一応毎日やってるのに、どんどん忘れていって単語量が増えない。あまり手ごたえがない…」
そんな風に思っている方、いませんか?
そのまま続けていると、ちょっと危険かもしれませんよ。。
でも大丈夫。今回は英単語を例に取り、オススメの暗記法をご紹介します!
これで、周りの同じ悩みを抱えている人たちから、一歩抜け出しましょう!
手応えがない理由
学生で英単語をなんとかして覚えようとしてる人達は、高校受験や大学受験を目前にしている・視野に入れている人達だと思います。
高校受験だと1000語とか2000語とか、大学受験だとそこからさらに2000語とか覚えないといけないんですから、確かに大変です。
それなのに暗記する際、
「単語を紙に死ぬほど書いて、もう忘れないくらいになったら次の単語に行く」
なんてやり方をやってはいませんか?
せっかく死ぬほど頑張ってるのに言いにくいのですが、それでも忘れるんです。
人間とはそういうものです。
逆に言うと、あなただけではないのでご安心を。
(以前書いた記事も是非ご参考に!)
「けれど、スペルも発音も意味も覚えようと思ったら、何度も書くのが一番じゃないか」
それはそうかもしれません。けれどこの完璧主義こそが、勉強に手応えが感じられない原因なのです。
英単語暗記のやり方 三原則
一度に大量にやる
「今日はこの10単語を完璧に覚えよう」
こういうやり方では、あなたの語彙力は増えていきません。
少ない単語を集中してやるのではなく、むしろ逆。100語とか200語とか、大量の単語に時間をかけずに触れる方が良いんです。
この、「触れる」という感覚が大切です。
「そんなに沢山やったら、大変だし一日じゃ間に合わない」とお思いでしょうが、大丈夫です。
一つの単語にかける時間は、10秒、せいぜい20秒くらいにしましょう。
具体的には、次の項目で説明します。
書かない
大量の単語をこなすには、書いていては間に合いません。書くこと自体は否定しないのですが、下記の理由で英単語暗記には向きません。
・大変
・時間がかかる
要するに、努力の量に対して得られる利益が少なすぎるんです。
ですので、英単語を暗記するときは、
単語の読みを頭の中で唱える(声に出してもOK)
→日本語の意味を思い浮かべる
→正解を確認し、間違っていたら再度覚えなおすように努める
これを各単語10秒から20秒くらいでこなすんです。
「覚える!」と肩に力を入れるのではなく、「沢山触れよう」とするのが大切です。
何度も何度も繰り返す
そしてこれも非常に大切です。上記のやり方を、
クイズ感覚で何度も繰り返すようにしましょう。
単語100個でも、一周30分かかりません。
答えを見て、不正解だったとしても、それほど重く受け止めずに、正しい答えを数秒で覚え直して、次の単語に行くようにしましょう。
これを数周とは言わずに何十周もすると、何周目かで、ほとんどの単語に即答できるようになってきます。
何度やっても覚えられない単語には印をつけておきましょう。あなたが苦手な単語です。
発音と意味を覚えていれば、その単語はもうほぼ覚えたと認識して良いと思います。
スペルは?
単語のつづりについては、全ての単語に対し覚える必要はあまり無いと思います。
中学生であれば、教科書に載っている単語くらいは後でつづりを覚える程度で良いでしょう。
高校生は、難関大学を目指すのであれば、基本的なものを抑えた後、地道に増やしていきましょう。
この作業も、まず単語の読みと意味を覚えているかどうかで覚える効率は全く違ってきます。
あなたが小さい頃に言葉を覚えた時の順番を思い返してもらえれば、納得できると思います。
まず話したり意味を理解したりするのが先で、書けるようになったのが一番最後。ひらがなや漢字を覚えてようやく書けるようになったのではないでしょうか。
だから、つづりよりもまず、読みと意味を大量に覚えることに努めてください。
ここは少し不安になるかもしれませんが、一週間でも良いので、上記の方法を試してみてください。なんども、なんども繰り返すんです。
アウトプットに比重を置くと良い
クイズ感覚とはりつまり、アウトプットに比重を置くということです。
このアウトプットが中心のスタイルが取れるようになると、どんどん効率が良くなっていきます。
勉強の質が上がっていくんです。
コツを掴むまでは、とにかく繰り返す事が大切で、そこに才能は関係ありません。
元々の頭の良さはホント関係ないです。
むしろ、頭の良さのせいにして、
「自分とあの人は違う…」
と上手くいっている人と今の自分とに線を引いてしまうのは、とてももったいないです。
上手くいくにはまず、なにかしらの小さなキッカケが必要なんです。
そのキッカケに、英単語暗記がなってくれたらとても嬉しいな、と思います。
毎日頑張って、悩んで。そんなあなたならきっと大丈夫。できますよ。
明るく、前向きに。頑張っていきましょう!