浪人先生とちょっと一息

金融機関会社員が、社会人の学び直しや勉強について書いてます。

勉強が嫌いで嫌いでしかたない人へ

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こんにちは、こんばんは。

 

    勉強が嫌い!という方は珍しくないですよね。日本中の多くの人が毎日学校へ行って、毎日授業を受けているのに、勉強が好きっていう人はそんなにいません。なんでだろうって、考えたことありませんか?

 

   それはですね、他の何かの分野に例えて考えてみると分かりやすいです。

 

 

 

他の分野に例えてみる

    例えば、日本の制度が変わって、学校では勉強の代わりに毎日水泳を教えることとします。    

    最初はみんなでキャッキャして楽しいかもしれません。

    けれど、数日経ったある日、突然先生が言います。

 

「来週、今まで覚えたことをテストします。点数をつけて順位もつけるので、しっかり練習しておくように。」

 

    最初のテストが簡単なうちは、割と多くの生徒がついてくるかもしれません。

   けれども距離が50m、100m、1000m…と伸びていくうちに、

    泳法が平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライと増えていくうちに、

    一部の人達は泳ぐ事が楽しくて仕方なくなり、どんどん速く、長い距離を泳げるようになっていきます。

    その一方で、どうしても水泳に馴染めない人は辛くて辛くてしかたなくなってくるかもしれません。  

    もうやめたいと思う人も出てくると思いますが、周りの大人からは、

「頑張れ、水泳は本来は楽しいものなんだ」

なんて言われてしまいます。

 

 

    水泳をやっている方、こんな例えに使ってすみません。でも、他のスポーツでも将棋でもゲームでもなんでも、同じことが言えると思います。

   

 

   何事にも、楽しいと思える人とそうじゃ無い人がいるんです。

    だから、勉強に限ってみんなが楽しいと思えるなんて、そんな事はない訳です。

 

嫌いでもいいんです

    あえてこういう言い方をしますが、嫌いでもしかたないんです。

    だけど、高校、そして大学まで進学していこうとすると、多くの人にとっては一定の勉強がどうしても必要になってきます。 

    大学は最終的には論文を読んで書くところです。

だから、勉強がある程度できないとダメな訳です。

   高校に行くために、大学に行くために、嫌いだけど勉強を頑張る。それでいいんです。

   モチベーションの保ち方は、以前一つ提案をさせていただいてます。そちらも是非ご覧ください。

受験勉強のやる気を引き出すただひとつの方法 - 浪人先生とちょっと一息

 

    また、大学入試に関しては今は色んな受け方がありますから、様々検討するのも一つの作戦かもしれませんね。

 

勉強が好きな人の特徴

    このまま終わっても少し建設的ではないので、嫌な勉強を少しでも好きになるには、どうしたらいいかの話もします。

    勉強が好きな人は、大半が

 

「勉強で結果を出してきた人」

 

なんです。

    テストなんて関係なく勉強が好きで好きでたまらない人なんて、全体から見たら本当にわずかだと思います。

    けれども別にそうじゃない人でも、点数が取れると、結果が出ると、

 

「勉強って悪くないな」

 

って徐々に思えてくるものなんです。

 

点を取ることから始める

 

    だからまず、点を取る事から始めるのが一番なんです。

    中間テストでも期末テストでも模擬試験でも、小テストでもどんな小さなテストでもなんでも構いません。一度めちゃくちゃ頑張ってみてください。丸暗記でもなんでも、テクニックに走っても全く構いません。

   そうやって結果を出し続けると、気持ちが徐々にですけど、変わってきます。

   とにかくまず、直近の目標に向けて、前向きに頑張ってみましょう。