こんにちは、こんばんは。
今回はテストのとき進め方について私なりにまとめましたので、ご参考にしていただけたらと思います。キーワードは、「時間を生む」です。
1.過去問の研究は必ずしよう
テストの前から勝負は始まっています。
全くの初見の形式なのか、慣れた設問方式なのかによって、難易度は大きく変わってきます。
受ける予定の大学・学部の過去問は、少なくとも下記の観点での研究を必ずしましょう。
- 設問の数
- 出題形式
- 出題傾向
- 難易度
- 出題の癖
2.最も重要なのは時間配分
テストは時間との勝負です。
「時間に余裕があれば解けるような問題も、時間が足りなくて解けなかった」
「後で落ち着いて問題を見返したら、自分の知識で十分に解ける問題だった」
あぁぁ、時間さえあれば…
そういう経験を、あなたも一度はしているのではないでしょうか。
「 限られた試験時間で、最大限の実力を発揮するテクニック」
これを身につけることで、同じ学力でも取れる点数は劇的に変わってくるんです。
3.「時間を生む」解き方 三か条
一番最初にお話したとおり、
キーワードは
「時間を生む」
です。次の3つを意識して、戦略的にいきましょう。
各設問の時間配分・解く順番を決める
試験が始まったらまず、各設問のボリュームを確認し、設問ごとにかける時間と解く順番を決めます。順番の決め方は次の項目でお伝えします。
設問の傾向を事前に過去問等で研究しておいて、試験開始時にここにかける時間をなるべく減らすようにしておきましょう。
時間がかからない問題から解く
三択・四択の文法問題や単語問題など、早く答えられる問題からはじめましょう。
解答欄を早く埋めていくことで、時間だけでなく気持ちにも余裕が出てきます。
上記のような問題は分かるか分からないかが比較的すぐに判断できるので、最初に決めた設問ごとの制限時間よりも早く解き進められることが多くあります。
ここで時間を生み出し、後半のやや重たい問題にかける時間を増やせたら、作戦は順調と言えます。
各設問を始めたら、途中でやめない
解き進めている間は、設問を途中でやめて他の設問に手をつけるのはやめましょう。
理由は単純です。一度中断してまたその設問に戻ってくると、どこまで解いたか、どういう問題だったかを改めて思い出す必要が出てきてしまうからです。
限られた試験時間内においてこれは大きなロスです。
分からなかった問題、出来なかった問題には印をつけておき、とにかくまずはその設問を最後まで解ききりましょう。
4.問題の傾向が違っていた時
「想定してた問題傾向と全く違う…」
そんなことだって本番ではありえます。そんな時の気持ち整理のポイントを挙げます。
自分だけでなく周りも同じ
面食らっているのはあなただけではありません。周囲の受験生たちもみんな同じなんです。そう考え、一旦気持ちを落ち着けましょう。
周りがパニクってる中で少しでも早く気持ちを立て直せれば、逆にチャンスなんです。
基本に忠実に、比較的簡易そうな設問から手をつける
とにかく、準備してきた基本に忠実に。解く順番を決め、早く解けそうな問題から手をつけていきましょう。
そうやって少しでも時間を生み出し、焦ってくる後半戦に余裕を持たせるように努めましょう。
5.選択問題への自信をつける
今回話している「時間を生み出す」作戦の成否には、テスト序盤に自信をつけることがとても重要になってきます。
テスト序盤に自信を持って速やかに解答欄を埋めていくことができればこっちのもの。もうあなたのペースなんです。
そのために、例えば私立やセンター試験の英語であれば、序盤に解くであろう一問一答形式の選択問題の訓練は沢山こなすべきです。
センター試験の英語一問一答問題なら、訓練を積めば一問をほぼ一瞬で解けるようになります。ここは慣れの問題ですから、毎日地道に頑張りましょう。
6.自分なりのルールをきめておく
ルーティーンを決めておく
- 試験が始まる前には単語の復習をする
- 時間中に焦ったら3回深呼吸をする
こんな風に毎回行う行動を決めておくと、どんな事態が起きても、同じ様な精神状態でテストに臨める様になります。これは本当におススメ。
解けない時のルールを決めておく
どんなに勉強していても、解けない問題は出てきます。試験時間中には解けないと判断したら、自分なりのルールを決めておいて、可能な限り解答欄を埋めておきましょう。
ルールとは、例えば下記の様なものです。
- 選択肢だけを見て「全て」や「必ず」といった極端な表現が入っている選択肢を切る
- 選択肢で分からない時は3番を選ぶ
上記の様なテクニックって、結構ありますよね。もちろん、これらに頼るだけでは合格点は取れませんが、見切りをつけて時間を浪費しないことも大切です。
ここでも「時間を生み出す」を意識してください。
本日は以上です。少々テクニカルな話も多くしましたが、取り入れられるところは是非ともどんどん取り入れていただけたらと思います。
明るく、前向きに。頑張っていきましょう。